見出し画像

純粋に楽しめるようになった

私は中国の時代劇ドラマがとても好きだ。

高貴な女性の髪型も衣装も装飾品も、とても華やかで気高く、観ていてうっとりしてしまう。

☝️のドラマを今は楽しみに視聴している。

とにかくヒロインの佇まいが気高く美しい。

そして今回 このドラマで気づいたことがあるので、記しておこうと思う。

中国の時代劇ドラマを色々視聴して、私が面白いと感じるドラマには、共通する特徴がある。

女性同士の醜い争いがあること、ヒロインはその争いに巻き込まれながらも、決して諦めず最終的には、自分の愛を貫き 気高く頂点に立つ。

それが観ていてハラハラドキドキして、そして悪を倒し、晴れ舞台に美しい衣装で現れるヒロインは、ひれ伏したくなるくらい気高くて、その姿を観て爽快感を感じるのだ。

だから私は、ドラマに穏やかさや平和なストーリーを求めていないと 改めて気づいた。

今回視聴しているドラマも、ヒロインの姉が凄まじい悪女で、ヒロインを何度も陥れようと画策する。

この悪女が登場するおかげで、物語が面白くなるのだ、彼女がいなければ 盛り上がりのない面白みに欠けるドラマになっていたに違いない。

これが人生にも言えることなのだと気づいた。

私は正義を振りかざしてみたかった。

だから悪役を必要としていた、そこで元夫という人物を登場させて、彼に徹底的に私にとっての悪を演じてもらうことにより、私が正義を主張し、被害者として周りに同情してもらえる立場になれたのだ。

悪役はドラマを面白くする為には絶対に必要だ。

私は今、中国の時代劇ドラマを心から楽しめるようになった。

以前のように、全身全霊でドラマの世界に入り込み、主人公と同化して疲れる現象は起きなくなり、観終わった後も重く引きずることがなくなった。

これはドラマで現実ではない、だからヒロインは大丈夫、結局ハッピーエンドは決まっている、と安心して視聴している。

それに悪役も愛おしく感じる、悪女になるしかなかった経緯があり、決して元から悪い人ではないのだ。

ただ自分を守る為に、嘘をつき人を騙す、そして相手の命までも奪おうとする。

とても弱い可哀想な人なのだろうと、同情できるようになった。

今視聴しているドラマ 独孤伽羅は、自分を物語に入り込ませず、あくまでもドラマだと認識して楽しめている。

こんな楽しみ方は初めてかもしれない。

私はどんな時も恐れていたから。

スマホでゲームをしたり、YouTube等の動画を観たりしていても、心から楽しめたことはなかった。

常に危機感があった、私は楽しんではいけない、もっと苦しんで努力しなければならない、と思い込んでいた。

だから誰かから 非難されるかもしれない と物凄く恐かった。

見えている世界が、自分の思い込みの鏡の世界だとやっとわかってきた、だから私は大好きな中国の時代劇ドラマを思いきり楽しんでもいいんだ!と自分を許せる。

私の感覚ではここまで来るのは長い道のりだった。

これからはもっと自分に楽しみを許可して、遊ぶことに没頭させてあげようと思う。


茅子俊さんが出演されているドラマは、最近の私は楽しめない。
あまりにも茅子俊さんを好き過ぎて、ドラマに入り込み過ぎるから。
こうして画像で彼を見つめるのが、今の私には合っている。

ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?