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うまくいかない現状も受け止める

う~ん( ̄▽ ̄;)なかなか手強い。

それが今日の感想だ。

今日は生活保護受給額を受け取りに行く日だった。

自分の見ている世界は、自分の思い込みが映像化した鏡の世界、それを信じて行動してきた。

左脳はまだまだ優勢で、今日はかなりダメージを受けてしまった💦

受け取り専用の部屋に行くと、スムーズに職員さんが対応してくださり、無事受給額が入った袋を受け取れた。

このまま帰ろうとしたら、案の定私の住む地区担当のTさんが話があると私に伝えるように頼んでいたみたいで、相談窓口に行くように指示された。

やっぱりなー!!どうしても阻んで来るよね~💢と苛立つ。

このモヤモヤした不快感は、まだ私が存在給を受け取ることを、自分に許可できていないからなのだろうか?

毎日自分の感情に注目して、思い込みに気づき、感謝の波動で過ごしていた。

それでもしつこく何度も同じ不快な映像を見せられているなんて、一体どうしろと言うのだろう?

とにかく一刻も早くこの場から立ち去りたいと願った。

相談窓口に行くと、結構混んでいて、担当のTさんは席をはずしておられるらしく、別の職員さんからしばらく待つように言われた。

このまま黙って帰っちゃおうかな、と魔が差したけど、真面目な私は我慢してそこに佇んでいた。

やっとTさんがやって来た。

そんなに忙しいなら、私のことなんてさっさとスルーして、他の人に労力を使ってくれたらエエんやで、と思う。

Tさんと向かい合わせで座り面談が始まった。

予想通りの内容をTさんは淡々と話す。

私は実験的にわざと不快な表情を浮かべて聞いていた。

これまでのように いい人ぶって、話を真面目に聞いて誠実に頷く私にはなるもんか!!と思った。

嫌なものは嫌だ!!とハッキリ言える私になる。

だから愛想笑いはしなかった。

その代わりに冷静にTさんの言動を観察していた。

そして明らかに前回とは違う点を発見したのである。

Tさんはとても優しい話し方になっていて、私が話す時も、嫌な表情は浮かべず、微笑んで誠実に聞いてくださっていた。

1月にTさんに会った時は、私の話を聞きながら、退屈をまぎらわせるように持っていたペンを回していたTさん。

その態度で、私は一気にTさんに嫌悪感を抱いた。

そんなTさんとは別人のTさんになり、持っているペンを回すこと無く、私の目を見て会話してくださるTさんに、内心驚きつつ嬉しくなっていた。

ほら!ほら!大丈夫だよ、私!Tさんが変わったよ!優しい素敵な女性になってくださったよ!良かったね、と自分に声をかけた。

確かにTさんの話し方や態度は私に優しくなっていた、でも話の内容は相変わらず私にとって厳しくて、私の理想の展開には程遠いものを感じて、憂鬱になった。

現状を自分の力で無理に変えようとしなくていい。

そう何度も自分に言い聞かせながら、Tさんとの面談は結論が出ないまま終わった。

次に3番窓口に移動して、娘のサポート担当の職員さんと面談。

私は不快でしかなかった。

どうせこの人も、世間知らずの私を見下し、常識を押し付け、娘を社会に順応させることを強要してくるに決まっている!全く市役所という場所はろくでもない!弱い立場の人に厳しく冷たい所なんだ!と被害妄想に囚われていた。

担当の職員のNさんがやって来た。

私はひきつり笑いをして挨拶。

早速Nさんは娘の現状を聞いてきた。

私は被害妄想に取りつかれ、ちょっとでもNさんが私たち親子を追い詰める発言をしようものなら、容赦無く対抗するつもりで身構えた。

借金のことを法律相談所に行ったかどうかを聞かれた瞬間、私は我慢できずにキレた。

「私は嫌なことはしたくありません、だから相談には行きません」
更に続けた「宇宙を信じてここまできました、宇宙は全部が私だと教えてくれます、だからあなたも私で、あなたの口から出る言葉は、私が言わせているんです、私はあなたが何を言いたいのか知っています、そんなことを聞いたからと言って、私の気持ちは変わりません!」

矢継ぎ早に捲し立てる私、Nさんはそんな私を幼子を宥めるような口調で遮ってくる。

でも私は怯まず、宇宙の法則を交えながら自分の暮らしについて説明し続けた。

最後に私は「私が今ここで感謝して幸せでいることが、この世界に求められているのに、労働をしなければ、嫌なことをしなければ許されないなんておかしいです!!」と言い切った。

Nさんは「何もお母さんや娘さんを追い詰めようなんて考えていません!娘さんが少しでも心が晴れるように、話を聞いて寄り添っていきたいだけです」

そうか!そうだったんだ!別にNさんは私たちを強制的に労働させようとしたんじゃ無いのか、と興奮気味になっていた私は急に我に返り、激しく怒りを出してしまったことが恥ずかしくなった。

だから素直にNさんの話を聞きながら頷き、激しく怒りをぶつけたことを謝った。

こういう相談者の対応に慣れているNさんは、快くそんな私を友好的な口調で受け流してくださった。

地区担当のTさんや娘のサポート担当のNさんは、様々な相談者の無理難題に対応されていて、さすがプロだなあと感心する。

私はあんなに辛抱強く誠実に相談にのれない。

自分のことで精一杯な私。

私にできるのは、職員さんの辛抱強い対応に感謝することだけだ。

長い面談がやっと終わり、少し虚しく感じながら市役所を後にした。

桜の木が見えた。

私の今の気持ちを表すように、少し色褪せて見える桜。

うまくいかない現状を見せつけられた、それに対して素直にムカついて怒りを出した私、それもいい、そんな私が愛おしい。

一人芝居の幻想の世界を、全身で味わったのだから、これでいいのだ。

一見すると不幸に思えることでも、少しずつより良く変化していて、望む世界の片鱗が見えてきた感覚はある。

だから私は大袈裟に喜んで、今ここで生かされていることに感謝する。


ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️


















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