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娘と私の常識はずれな生き方

私は立派な母親とは言えない、片寄った子育てをしてきた。

それでも自分にとって一番深い学びになるように、長男や娘に出会ったのだと思っているので、私を母親に選んでくれてありがとう、と子どもたちに感謝している。

私は大半の人生を、この社会に順応しようと必死で合わせて無理してきた。

娘にも とにかく真面目に社会のルールを守ることを徹底させた。

長男は私の性格とは真逆で、私の躾に従ってはくれず、私は子育てに失敗したと、思い込んでいた、今は長男を尊敬し、私に楽しい生き方を示してくれて感謝している。

その当時は、リベンジのつもりで、下の娘だけには、絶対に いわゆる良い子に育てようと頑張ったのだった。

私は学校を休むことがないように、娘の体調管理に気を使い、ただ学校に毎日通ってくれさえすれば、それで良いと異常にこだわった。

その為、娘は土日に体調を崩すことが多かった。

私はそれで満足していた、月曜日に元気になってくれれば大丈夫!と思い、神様に祈り、娘は月曜日に回復する。

高校3年生の2学期、娘は限界が来ていた、もう頑張れない、そんな様子が気になっていた。

大学受験を控えているのに、娘は勉強をボイコットし始めたのだ。

そんな娘を見ていて、これ以上無理をさせても意味は無い気がしていた、娘は私の望み通り、ほとんど学校を休まず、遅刻もせず 忘れ物もせずに、ただ真面目に通い続けてくれた、もう充分頑張った。

もう娘を解放してあげよう、そう思った。

だから毎日Hey! Say! JUMPさんのDVDを観てもOK、コンサートに行ってもOKにしたのだった。

やっと娘が笑ってくれた、いつも不機嫌でワンコのこゆきにもキツく当たりだした娘が、少し余裕を取り戻してくれたのが、嬉しかった。

受験勉強はほぼしていない状態、案の定大学は不合格、元夫は激怒して、私を責めた。

私が悪い、責められて当然だ、けれど娘の心の健康を守る為には、これで良かったと思った。

娘は今Hey! Say! JUMPの知念侑李さんの為だけに生きている。

知念侑李さんの情報は徹底的に収集して、素早く行動する、その他のことには無頓着で、無理はしない。

まさに、好きなことだけをして暮らしている状態なのだ、私はそんな娘をお手本にしている。

そして、宇宙の法則である 好きなことをしているだけで、サポートが入り、全てうまくいくという実験中の娘を観察するのが楽しくてしかたないのだ。

娘は一喜一憂して、時にはHey! Say! JUMPさんへの愛が揺らぎ、疲れてもいる、それでも又大好きなところを見つけて、もっと大好きになる、それを繰り返して生き生きと過ごしている。

こんなに大好きになれる対象があること、それが素晴らしい!そして娘から知念侑李さんの素敵なところを教えてもらい、益々娘が人を観る目が確かなことに感心している。

娘によると、知念侑李さんはHey! Say! JUMPのメンバーを心から愛していて、みんなで食事会に行ってその席で、メンバーへの感謝を伝えて涙を流すこともあるそうだ。

また、ラジオでも、雑誌のインタビューに答える時も、必ずファンに向けて、「楽しいことをしてね、それだけで良いからね」とおっしゃるそうだ。

娘は敬愛する知念侑李さんの言うことを、一心に守り、「私は楽しいことだけをするって決めた!神様の知念くんがそう言ってくれてるから」と宣言した。

私はそんな娘が誇らしかった、そしてちょっぴり羨ましかった、私はそこまでファンになるほどの情熱は持てないから。

でも宇宙のことは、とても大好き、そして龍さんや天使さんと会話することを夢見て、日々交信を試みている。

娘は宇宙には全く興味を示さない、娘にとって知念侑李さんが、神様で 人生の師匠とも言うべき存在なのだ。

風の時代に入って、こんな常識はずれの親子でも、生きやすくなってきている、良い時代に生まれてきて幸せだなあと しみじみ思う、娘と私のこれからは、明るい未来しかない!そう強く信じて進んで行こう。

幸せをありがとう♡

ここまで読んでくださって感謝します。



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