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珍しい夜の光景に思うこと

私は家族揃って一緒に夕食を食べるのが当たり前だと思い込んでいた。

例えば、娘が友達と外食することになり、私とワンコのこゆきがお留守番で、寂しく夕食というパターンは年間で1~2回はあったけど、娘がどんなに体調が悪くても、夕食だけは欠かさず一緒に食べることを守ってきた。

今日の夜は初めてのことが起こった。

娘は全くお腹がすかず、それどころか満腹感が昨日から持続しているらしく、夕食は食べないと言う。

私は信じられなかった、そんなはず無い!お腹がすかないはずが無い!私だって毎日一日一食生活なので、さすがに夕食時はお腹がグウグウうるさく鳴るほどなのに、私よりも若い娘が何も食べたくない状態なんて、不可解でしかなかった。

何度も何度も娘に食べたいものは無いの?と確認したけれど、結局娘は今日の夕食は食べないことを選択したのである。

こんな事態に以前の私だったら、自分だけで夕食なんて考えられず、娘に合わせて食べるのを我慢して、お腹をグウグウ鳴らしまくる惨めな私になっただろう、むしろ娘に気を使わせて、何かお母さんは食べなよ!と言ってもらい、それでも頑なにイヤ!食べない!と意地になっていたに違いない。

今夜の私は、娘が食べなくても、自分に食べたいものを聞く、料理は面倒臭くてやる気がしなかったので、カップ麺とパックご飯で済ませることにした。

実は、ずっと以前に業務スーパーで見つけた激安の味噌味のカップうどんが、どんな美味しさなのか?味わってみようと思っていたのだ。

でも娘は、あまりカップうどんが好きではなく、いつも食べる機会を失っていた。

こんな時こそ味噌味のカップうどんの出番だ!と思った。

食べてみると 意外と美味しい!私は絶対 麺類にはご飯が必要なタイプなので、パックご飯と共にあっと言う間に完食した。

娘に対して申し訳ない気持ちには全くならず、今ここに集中できた私は、とても自分の成長を感じていた。

すると不思議なことが起きた!

娘が大好きなHey! Say! JUMPのことで、喜ばしい情報が入り、娘は一気に元気を取り戻し、急にお腹がすいてきたと言い、お母さんが食べていたのと同じカップうどんを食べると言ってくれたのである。

私は嬉々としてカップうどんに熱湯を入れて用意した。

美味しそうに食べる娘の姿を見て、とても満足する私、私はやっぱり娘が大好きで、娘と一緒に食べる夕食タイムを大切にしていることを実感した。

これからも娘とワンコのこゆきと一緒に、楽しい美味しい夕食をいただく暮らしを続けていきたい。

この見えている世界が大きく変わる日は必ずやって来るだろう。

その日までを快適に過ごすことに努力を惜しまず、今ここの自分に意識を向けて、見える世界を楽しんでいこう♪と決意した夜だった。


ここまで読んでくださって感謝します。

幸せをありがとうございます✴️






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