強くありたい。弱くいてもいい。27歳。

27歳になりました。

私は昔よりずっと強くなったし、
まだまだずっと弱いです。

26歳のわたしが対峙していたもの。

それは、今まで自分の「強い部分」だけで企画してきたのではないかという問い。

クリエイターとして強くいなきゃいけない場面は日々たくさんあって。というか、そういう場面がほとんどで、「自分は強くなきゃ」という気持ちだけが育っていく。

でも、自分の中に弱い部分がないかといったらそんなことなくて、もちろんたくさんある。ありすぎるぐらいある。毎日嫌になっている。

強くあろうとしても、人間としての弱い部分はちゃんと消えずに残っている。

むしろ、その部分こそ、クリエイティブに昇華できる葛藤や不安や問いの在処だったりするのではないか。

そして、その弱さを隠し通すでも、甘やかし育てるでもなく、ただ見守り付き合っていくことを少しずつ覚えていきたい。

26歳のわたしは、いろいろな出会いがあった。その中でも、利害関係ではなく、理念と意思と熱量で繋がれる友人が、大人になってからできたのはとても大きな出来事だった。

弱い部分を出しても、誰も「期待はずれ」だなんて思わないし、「頼りがいがない」とも思わない。ただただ、受け取り、返してくれる。

「もっと怖くて厳しい人だと思ってた」ってたくさん言われたから、かなり自分の強い部分だけでコミュニケーション取ってきたんだなと反省することもあったけど。
(正直に伝えてくれた人たち、ありがとう笑)

今はだいぶ、陰と陽、強さと弱さのバランスが自然なまま、人と向き合えている気がしてとても嬉しい。

妙に「これがわたし」という納得感がある。

やっぱり、クリエイターではなく、
まず人としてちゃんと生きていたい。

幸せなことをたっぷり感じて、悲しいことには思いっきり泣いて、許せないことには声をあげて怒って。それでいい。

そんな日常を、ただひたすら大事にしたい。

きっと、そこには強さだけじゃないものがあるはずだし、わたしはその先でクリエイターになっていく。

皆さん、これからも
こんなわたしをよろしくお願いします。

最後に、27歳のわたしが成し遂げること。
ちゃんと記しておきます。

・社内新規プロジェクトの立ち上げ（まだ話せないけどめちゃ重要、大切な人たちと仕事できる幸せ）
・飯島夢主催の講座開講(準備進行中)
・TCC新人賞受賞
・ヤングカンヌ日本代表！復活！
・「ことばの二度見展」の本開催
・作詞の仕事（提案用には作詞できたけど、世の中に出せるまでがんばる）
・海外旅行に最低2回行く(1回はカンヌがいい)
・ちゃんとパーソナルトレーニングに通う
・着物を最低1回は着る(今日達成)
・大好きな人たちにたくさん会う
・本を書きはじめる
・おばあちゃんを旅行に連れていく

その他いろいろ。強く、弱く、頑張るぞ🔥