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35.空は語る

どこまでが現実で、どこまでが夢か、わからないような不思議な体験が続き、目の前にふってわいてくるお役目らしき現象を、ただひたすらこなしていた日々。

しかも、そのことを唯一話せるのは、手相が見れるという謎の知人一人。

話せる人がいるというのは心強くありましたが、同じ体験をした人がいないというのは、孤独でした。

自分に何が起きているのか、自分の行いは間違っていないのか、いくら問いかけても、答えが見つかりません。

ただ、この時期、空の景色にとても励まされました。

不思議な体験をしながら、日常生活もこなしていた私は、ふと空いた時間に空を見上げることが唯一の癒しでした。

それにこたえるかのように、不思議なものを空はたくさん見せてくれました。

ある日は、幻日が出ていました。太陽が2つあるように見えました。
(大きすぎて、写真に写せませんでした)

ある日は、自分の真上に円形の虹が現れました。しかも2つが重なるように。どうなってるのかよくわかりませんでした。
(こちらも、大きすぎて、写真に写せませんでした)

ある日は、UFOが見えました。昼なのに、キラキラと美しく、写真を撮ろうとすると消えてしまいカメラを下ろすと、また現れる空気読むUFO。
(写真に写せませんでした)

ある日は、空に、まるで張りぼてのドームのように、切り取り線が見えました。すべては、ホログラム。自分が作り出した世界だといわれているようでした。
(写真には写りませんでした)

ある思いを決意して見上げた空には、「鳳凰」らしき鳥が見えた。

これだけは、写真に撮れたので、この記事の上に載せてみます。
(え?鳳凰に見えない?ガチョウみたいって?知らんがな。)

誰にも理解してもらえなくても、あなた自身と空だけが、すべてを見守っています。

もし、同じような体験をして、苦しんでいる人がいたら、何かの助けになりますように。

I love you.

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