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107.どんなに努力しても全く評価されない職場と、のびのびと楽しく働ける職場

「お仕事」関係の浄化の続きです。

こちらの記事と合わせ鏡になっているので、両方読んでいただけるとありがたい。
うまく伝わるといいなあ。ドキドキ。

本日のテーマは、こちら!

(o゜▽゜)o☆「どんなに努力しても全く評価されない職場」と「のびのびと楽しく働ける職場」です。

前回の記事では、働きやすさは、上司や環境の違いにあると、書きました。
では、職場環境に恵まれない人は、あきらめるしかないのでしょうか?
今日は、そのあたりを、もう少し掘り下げてみたいと思います。

この全く真逆に見える職場。ブラックorホワイト🐼
実は、紙一重の違いなのです。
「自分の気の持ちよう」で、この2つがガラリと入れ替わるとしたら、少し興味が湧いてきませんか?

私の失敗を踏まえて、ご説明したいと思います。

私が、「何をしてもダメな子」で、「どんなに努力しても全く評価されない職場」で働いていた時、いつも割を食う役割をひきうけながら、「お前は何をしてもダメだ」と言われていました。
そんなことを言ってくる人が、嫌いだったし、どんどん自信がなくなって、いつも周りからの評価を気にして、ビクビクとしていました。

私が、「何でもできる子」で、「のびのびと楽しく働ける職場」で働いていた時、いつもやりたいことが、たくさんあって、「ありがとう。」と言われていました。
何より、私も「ありがとう」と言っていました。
周りの人と協力しながら、いつも自分の本当にしたいことは何だろう?と自分の気持ちを大切にしながら、過ごせることが幸せでした。

この2つの違い、わかりますか?

うまくいかない職場では、「対立関係」で、「敵意」が満ち溢れています。
自分の気持ちは、「他人軸」で、「人の目ばかり気になります。」

うまくいく職場では、「協力関係」で、「思いやり」が満ち溢れています。
自分の気持ちは、「自分軸」で、「自分の本当の願いを大切にできます。」

うまくいかない職場での私は、向けられる敵意に、敵意でやり返す応酬に、疲れ果てていました。
ある日、疲れ切った私は、「誰にも気づかれなくていい。私が本当に大切だと思うことを、コツコツ続けよう。」と、敵意を出すことを止めました。疲れて、やり返す余力も無く、人からの敵意も淡々と受け流す。自分を大切にするのが精いっぱいでそれどころではなかった。というのが本音です。

この時、限界までやり切ったことで、偶然、他人軸から自分軸に切り替わったのです。すると、急に、状況が好転しはじめました。

いつの間にか、協力してくれる人が増え、上司に命じられなくてもチームができていました。それぞれがアイデアを出し合い、新しいものが生み出されます。どんどん働きやすくなっていきました。

そして、チームはどんどん大きくなります。
大きくなるたびに、関わる人が増え、多様性も増します。
世界が広がるたびに、何度も揺り戻しが起きます。
また敵意を刺激するような、思い出させるような恐怖を味わいます。
そのたび、自分の心を整え、立て直す必要がありました。
そして、お試しの波は、徐々に大きくなります。

結果的に、何度目かの波で、私は失敗しました。

敵意に、敵意で返してしまったのです。
その場を去り、少し体を休めてから、ふと気づくのです。
「私は、何から逃げたのだろう?」

そして、小学校時代を思い出しました。
とても良く似ている。何が起きているのだろう?

私がひどい扱いを受けていた時、私は世界をひどい場所だと思っていました。
ひどいことをする人の、ひどさに目ざとく、無視できませんでした。
その人の良いところなんて見ることができません。
そんな時、私は「何をしてもダメな子」と、私の良いところを見てもらえず、責め続けられました。
そして、私も、世界を、私自身を責め続けていました。

私がすばらしい扱いを受けていた時、私は世界は可能性に満ちていると思っていました。
人の素晴らしさに、いつも感謝していました。
その人の悪いところを見ても、あまり気になりません。
そんな時、私は「何でもできる子」と、私の可能性を信じてもらえました。
そして、私も、世界を、私自身を信じることができました。

結局、人が、私を信じてくれないのではなく、私が、人の反応から「ダメな自分」「愛されない自分」の証拠集めをしていたのです。
まるで花を摘み、花束を作るかのように。せっせと。
私が、人の反応を、私の世界を彩るために、都合よく使ったように、人も、私の言動を、自分の世界を彩るために、都合よく解釈します。
「本当の私を見てくれない」と感じる時、私も、本当の相手を見れては、いません。
こうなると、お互いを見ているようで、見れなくなるのです。

「上司が部下に、何を求めているのか」が伝わらない環境は、たしかに働きにくいのですが、上司だって「何を求めればいいのか、わからない」時があります。
そういう時は、「自分がいったい何を大切にしたいのか」に集中すると、働きやすくなるかもしれません。

今、とても、辛い状況にいる方には、理解しがたいかもしれません。
本当に辛い時には、逃げるのも方法です。
逃げて、逃げて、失敗し続けた私が、失敗から学んだことです。

世界は平等で、まずは、自分からしか、変えることができません。
うまくいけば、一瞬で、世界は変わります。
一瞬で、元の世界に戻ってしまうこともあります。
紙一重です。

大切なのは、一瞬、一瞬の選択です。
世界を作るのは、一瞬一瞬の積み重ねなのです。
その一瞬に、自分が何に重きを置くか。
愛か、恐れか。信頼か、疑いか。調和か、敵対か。

私も、日々、選択の連続です。
あなたは、何を選びますか?
I love you.

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