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【オーウェン+ブルー】カジュアル目線EDH情報【問題児たち】

Howdy!D子です!

皆様、「ジュラシック・ワールド」はご覧になりましたか?
観てないアナタ!今すぐチェックだ!!
鑑賞後、きっとオーウェンとブルーのデッキを作りたくなりますから!!
オススメはしませんけど。

という事で、今回は【ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ】【忠実なラプトル、ブルー】のデッキをご紹介いたします。
私にしては珍しい、共闘ジェネラルのデッキです!


1、能力

ブルーちゃんかあいい

Owen Grady, Raptor Trainer / ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ (1)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier) 科学者(Scientist)
《忠実なラプトル、ブルー/Blue, Loyal Raptor》との共闘
(T):恐竜(Dinosaur)1体を対象とする。それの上に威迫カウンターやトランプル・カウンターや到達カウンターや速攻カウンターのうち1個を置く。起動はソーサリーとしてのみ行う。
3/2

Blue, Loyal Raptor / 忠実なラプトル、ブルー (2)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
《ラプトルの調教師、オーウェン・グレイディ/Owen Grady, Raptor Trainer》との共闘
あなたがコントロールしていてこれでない恐竜(Dinosaur)は、忠実なラプトル、ブルーの上にあるカウンターの各種類につきそれぞれ、その種類のカウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。
5/4

オーウェンは恐竜にキーワード・カウンターを乗せる能力。ブルーは後続の恐竜に自分と同じカウンターを乗せた状態で出してくる能力。
ちゃんと相互作用してる強力な能力に見えます。が、それ以上に色々悲しい問題を抱えています。

2、問題点

またここから語ることになるのか…。(遠い目)

色問題

能力を見ればお分かりかと思いますが、必然的に恐竜の部族デッキになります。そうなると問題なのが色です。
何で恐竜デッキなのに白入ってないの…?

白含み恐竜の代表格

デッキを作り始めるとすぐに気付くと思います。恐竜デッキって白入ってないとキツくない?と。
もちろんメインカラーは緑です。でも白の含まれているカードに強いものが多く存在しているんですよ。
調べてみると分かると思います。このツラさが。

使えるキーワード・カウンターのバリエーション

ブルーの能力を見たとき、皆様ならどんなカウンター乗せたいと思いますか?
やっぱり飛行?それとも呪禁?あ!破壊不能とかもいいですよね!
…そのカウンター、かなりトリッキーなことをしないと乗せることが出来ません。
ちなみにここでも色問題が発生してきます。楽に使用可能なカウンターの種類が少ないのよ!

オーウェンで乗せることができるのは4種で、どれも悪くはありません。
悪くはないんですが…他の強力なカウンターに関しては別手段で乗せなければならなくなります。
皆様は気にして見たことが無いかもしれませんが、この別手段ってなかなかに限られてるんですよねぇ…。
詳しいことはおすすめカードの項目を見ていただければ。

突破力の低さ

見ればイメージできると思いますが、「オーウェン着地!次ターンにブルー着地!速攻カウンターON!アタック!ジェネダメ5点!」が理想的な動きです。
…が、ほとんどここで止まります。次からやれることが無くなるのよ。
実際は威迫乗せればもう少し動けますが、5点程度のそうでもないはずの動きなのに、激しく動いてる感出ちゃってヘイト買うんですよねぇ。

後続のデッカい恐竜にも速攻与えてガンガン攻めるぜ!みたいな動きがしたいとは思いますが、想像以上にモッサリする感じになります。
そっかぁ、EDHって相手が3人いるんだぁ。(遠い目)

共闘故の辛さ

これは使ってみて初めて感じたのですが…共闘ジェネラルって、見た目以上に重いんですね。
このデッキは2人とも割とキーになる動きをするので、他者がほっといてくれないんです。2体並べたら2体とも除去されちゃったり。
そうなると、総合で4マナも税がかかっちゃうんです。これがなかなかに重く、テンポロスが激しいんですよ。
でもデッキのコンセプト上、どっちも出さなきゃ始まらない…悲しみのジレンマを抱えています。

カウンターの管理が煩わしい

じゃあこんなデッキ使うなよ!って言われそうですが、マジでなかなか大変です。使う場合は覚悟しましょう。

こんな話ばかりじゃアレですから、次はポジティブな話をしましょう!!

3、強み

後続の恐竜にも同じカウンターを乗せてくる。これは他にないオリジナルな能力ですので、これを活かさない手はありません。
ミュータントと化した恐竜たちで圧倒しましょう!!

ちなみにカウンターの種類は問わないので、+1/+1カウンターも乗ってきます(個数は1個ですが)。これは素敵な部分ですね。
逆に言えばマイナス効果のカウンター(麻痺とか最終とか)も乗って出てくるので、その点についてはご注意ください。

加えて恐竜であればOKなので、トークンでもカウンターが乗ってきます。
恐竜トークンは割と雑に簡単に出せる部類ですので、これも使い方次第ではかなりの強みになります。覚えておきましょう!

あと恐竜にしては珍しく、青が入っている点は強みとも言えるかもしれません。
能力的にも、どちらかと言えばコンボ系やコントロール系に作る方が相性いいかも?
よろしくご検討ください。(丸投げ)

最後はこれらの強みを悪用活用していける、相性の良いカードをご紹介していきます。今回は初っ端から全力全開だ!

4、おすすめカード

【オゾリス】

ちょっとお高め

入れない手はありません。組むなら必須です。(少なくともカジュアルに組むなら)
これさえあればブルーちゃんが除去されてもすぐに立て直しが可能になります。そしてオーウェンが不要になります。
このためにサーチ手段を入れる必要もあるほど重要なカードです。追放除去されたらそのゲームは諦めましょう。
ちなみにこれもカウンターなら無条件に移す必要があるため、麻痺だろうが最終だろうが乗せなきゃならなくなります。ご注意ください。

以下はオゾリスありきのカードも含まれますのでご了承ください。それくらい必須なのよこのカード。

【完全なる統一】

All Will Be One …

お手軽無限ダメージ発生機として有名なこれ。私はもちろん無限ダメージとしては使いません(重要)が、ブルーちゃんとオゾリスがあれば爆発的なダメージを期待できるカードになります。
※「カウンターが乗った状態で出てくる」のも「カウンターを移動する」のも乗せたことになるため、もちろん誘発します。

【結晶の巨人】

「紙向きじゃない」の代表

イコリア原産、面倒臭いカードの代表格。
かなり貴重なキーワード・カウンターをブルーちゃんに乗せられる(可能性がある)ので、面倒でも使う価値はあります。
ちなみに私は別で用意した10枚のカードに、各キーワードを書いてシャッフルして引く、という手法を取っています。オススメです。

【バイパーの贈り物】

接死はかなり貴重

ブルーちゃんのオリカです。1マナインスタントでカウンターを3個も乗せられます。
完全なる統一があれば稲妻も付いてきます。素敵やん。

【壮大な決戦】

唯一無二

超貴重な二段攻撃カウンターを乗せられるカードです。2024年10月現在、これ以外は1種類しかありません。(それも白です)
終盤は超過で唱えることでエンドカードとしても期待できます。

【工作員の道具箱】

貴重なカウンター

オーウェンで乗せられないカウンターを4種も有しているマニアックカードです。知ってる人少なそう…。
オゾリスが無ければ先に出しておかねばならないのがネック。最低でもドローには変換できるので無駄にはなりにくいです。

【廃物製の喧嘩屋】

(墓地に行けば)相当強い

墓地から取り除く起動能力でブルーちゃんを超強化できるカードです。
難点は墓地に送る手段に乏しい所です。そんなところまで割く枠がないのよこのデッキ…。

【ぬめる化け眷者】

人間・ドルイド(迫真)

これまた超貴重な呪禁カウンターを乗せられる子。他の効果を利用せずにブルーちゃんに乗せられるのはとても優秀です。
でも人間です。恐竜デッキなのに。

【翼長の導師】

人間・ウィザード(迫真)

飛行カウンターはこの他にもいくつか乗せられるものがありますが、この子は+1/+1カウンターまで期待できる子になります。
ブルーに乗せた後は他の恐竜にも飛行が乗ってくるので、強化の期待値も大きくなります。割と優秀。
でも人間です。恐竜デッキなのに。(2回目)

【タイライトの聖域】

ブルーちゃんは神(物理)

超貴重な破壊不能カウンターを乗せられるカードです。
前準備に時間はかかりますが、それを補って余りあるほど貴重なカウンターであるため、入れる価値はあります。
アンタップインである点も優秀ですよね。

【巣ごもりの地】

オゾリスがないときに

結晶の巨人等のオゾリスがないと無能上手く機能しないカードを活用できるカードです。
状況次第では割と輝くカードだったりします。結構好き。

【忘却石】

定番のリセットカード

運命カウンターの乗っていないパーマネントを破壊する兵器。
ブルーの上に運命カウンターを乗せさえすれば、後続の恐竜も運命を感じながら出てくるので、流されなくなります。
しかし上記の使い方は先置きする必要がある上に動きがかなり悠長なので、当然相手も黙ってちゃくれません。ほとんどただのリセット手段になります。

【転置された恐竜】

その辺のレアより、遥かに高価なアンコモン

言わずもがな強カードですが、このデッキにおける真価は…オーウェンが恐竜になることです!!(嘘です)
恐竜が増えるよ!やったねブルーちゃん!!

【ジアーダの贈り物、ラクシオール】

装備コストが重く感じる…

状況次第で「えーっとー、速攻カウンター4個とー、威迫カウンター4個とー、トランプルカウンター3個とー…」と、意味が無いのにワケ分からん事になりかねない当デッキ。これはそんな状況に意味を持たせてくれるカードです。
オーウェンフル稼働なら+4/+4修正程度までは見込めるので、利用価値は十分あるかと思います。

【溶鉄の残響】

在庫少なめ

1ターン限定でコピートークンが出てくるカード。普通に使っても強いですが、この1ターン限定なのが逆にミソ。オゾリスがあるともりもりカウンターが増えていきます。意味のないカウンターが。
そこに完全なる統一もあれば一気に脅威になります。そんな状況、誰も許しちゃくれないでしょうけどね。

5、総括

いかがでしたか?これを読んで興味の湧いた方、是非使ってみてくださいね!あんまりオススメはしませんけど!
今後キーワード・カウンター関連カードが増えてくれば強化の可能性もあるので、将来性はほのかにあると思います。

※ここまで読んでくれた聡明なアナタはお気付きだと思いますが、単純に恐竜でワチャワチャしたいだけなら素直にギシャスやパントラザを使ったほうが建設的です。悲しい事実。

という事で、お清楚VtuberのD子でした。また次回!

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