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高級時計の修理は、正規店が一番心理負担が少ない。売り飛ばされる事件が出ていることで改めて、民事と刑事の差を書いてみます(お金は友達であり、戦友だ)

私はお金のことを考えるのが楽しいので、ずっとに考えていられます。
20代初期から私はお金を友達と思うようになりました。自分の代わりに自分がしたいことを叶えてくれる存在だと。
なので、友達が不快になる所には使いたくないですし、お財布も少しでも友達が長居してくれるような空間を考えています。

商売人が商売を忘れたのか?!というニュース

衝撃的なニュースが出ました。時計修理を請け負う業者さんが、修理依頼を出された時計を勝手に売り飛ばしていたのです。思わずnote記事を書こうと思ったのは、どうすれば、このようなトラブルを防げるのか?と伝えたい

考える:トラブルを防ぐには、少し高くても正規店に出すこと

ニュースでは、高級時計でしたが、大切にしているものはいろんなものがあると思います。その場合に、自分で修理することはないと思うからこそ、この事件は身近なものだと感じたのです。

高級なものは購入時の費用も高いですが、維持メンテナンスに費用が掛かると感じています。
時計で言うと、正規店でオーバーホール(分解して清掃などして新品みたいにすること)や電池交換など依頼するとそこそこなお値段になると思います。そうなった時に、「節約できないか?」という心理が働くと思いますが、そこに待った!の一声です。

短期的には安くできるところで依頼したほうが安くなるかもしれませんが、トラブルに巻き込まれると、高くつくという事です。
1つの事件において全ての修理業者が信じられないわけではないですが、闇雲に安心するのは要注意ですよと伝えたいのです。

修理屋さんが簡単だというわけじゃなく、あなたがもし時計屋さんになろうとしたときに、なれるとしたら参入障壁が低いので免許さえ取れれば誰でも開業できます。(調べると時計修理技能士という資格があるそうです)
言い換えれば本当に安心できる人じゃない可能性もあります。なので、可能な限り、上場企業や知り合いの関係などを利用された方がいいと思います。

誰を選んだから安心ということはありません。
ただ少しでも不安を減らすことはできるのかなと思います。

警察に捕まったから良いじゃないかと思われる人もいるかもしれませんが、民事と刑事は意味合いが全く異なります。

民事:私人の間の紛争、個人対法人の紛争含む。
刑事:刑法にある犯罪を犯した場合。

今回は犯人は逮捕されたので、刑事事件としては処罰が与えられますが、渡した時計を売り飛ばされたという民事事件は解決していません。

さらに、民事事件は自分でお金を回収できるといった自立執行権がないので、裁判所に申し立てをしてから全てが始まります。被害者が裁判所に訴えたとしても、加害者は元々お金がなくて売り飛ばしていることを考えると時計もお金の回収目途も見えません。

ちなみに、他人の時計を売られて買い取った業者(古物商)にいえば、返して貰えるんじゃないか?と思われる方もいるかもしれませんが、その時計が他の人のものだと知らなかった(善意の第三者)の場合には無効にできません。

その点、車は所有者の登録があるのであまり勝手に売り飛ばせることはないから、解体して売られるのですが、このような動産は所有者の記録が出来ないので気を付けてくださいね。

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