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(人生を変える読書感想文)経営の本質――すべては人に始まり人に終わる/神山 治貴【ダイヤモンド社】再読ver

自分の人生を変えている読書感想文。私なりの視点での感想なので、それは・・ということもあるかもしれませんが、他者を知るという心でお願いします。ネタばれ・要約・まとめはありません。感じ方は100人いれば100通りだと思うからです。

本を手にした背景やきっかけ

人・モノ・金・情報という並び順で一番最初に来る、「人」。会計的には非資産項目として現れることはない資産の一つ。人材に対して、経営者はどう考えているのか?という目線と、経営に関して人はどういう影響を及ぼすのであろうか?ということが気になる中で、ストレートな経営の本質という題名に惹かれて手にした本でした。NPO法人は運営ですが、経営の本質には何が必要だと考えるのか?という事を知りたく手にしました。神山さんのお名前はこの本を読んでから知りましたが、一倉定先生が好きな私としては妙な親近感を抱きました(笑)
今見ると文の構成が上坂徹さん・・先日読んだ本の著者!と知りました。(読書感想文はまだです(笑))

本のあらすじ

半導体の技術商社として1972年、パン屋の2階で創業したマクニカ。ベンチャーキャピタルの支援もあまりない時代、まさに個人商店からスタートしたマクニカは、その後50年で連結売上高7610億円、社員数約3900人の上場企業に成長しました。半導体産業そのものが伸びた時代だとはいえ、激しい競争の中、単に物流機能のみを担う商社ではなく、しっかりとした技術力に裏打ちされた技術サポートを磨き、半導体商社ナンバーワンの地位を築き上げることができました。創業期の4度の経営危機を乗り越え、ただの一度も営業赤字に転落しなかったマクニカ。人材育成から資金繰り、M&Aや事業撤退の判断など、多くの経営者が悩む局面を、創業者・神山治貴名誉会長はどう乗り越えてきたのか?その経営哲学を余すところなく語ってもらいました。

アマゾンページより

私の勝手な感想

葛藤や色んな取り組みを教えてもらえる本はありがたいですね。この本では経営の本質は・・人なのですね。本書の中の郵便局の方のエピソードに胸が温かくなりました。人財の大切さを知れました。人財といいつつも、本当の意味で財産だと認識しているのか?ビジョナリーカンパニーにおいても「誰を車に乗せるのか?」という表現がありますが、人が組織に与える影響はとても偉大です。自身を振り返っても出会ってご縁を頂く中で、関わらない人もいれば、深い縁になる事もあり、また出会うといった色んな関係がある中で『類は友を呼ぶ』ならば、どういう人と友になりたいのかを自分で決める事の大切さです。

今後に活かすこと

自分が関わりたい人と係わる人生にすると決めるとともに、これから来る人材不足時代に備えて、人が力を貸してもいいよと思ってくれる私自身の努力をし続ける事です。
この言葉は抽象度が高いですが、自分の人生の中で”類は友を呼ぶ”ことの怖さを色んな所で体感してきました。場所が変わるとそこに集う人が変わります。それ自体がダメなのではなくて、全てが染まっていくのです。

だからこそ、どんな人の傍にいたいのか?という問いを持ち続けて、自身も磨くこと。いい人財についての定義については、私は「目の前のことを一所懸命」にする人だと考えています。目の前のことを、積み上げていける人は必ず時間の流れの中でいい方向に動かしていくからです。
いい人財のメンバーが時間を共にしていいよと思ってくれる自身でいれるか?は私の考動の積み重ねでしかないので、力貸してやるぜって思って貰えるように日々向き合います!

そして中に書いてあった下記本を読もうと思っています。
私はどうして販売外交に成功したか(ダイヤモンド社)昔読んだ記憶あり
カーネギー自伝(東京創元社)

作ってみようと思う事
経営計画書(経営方針)
行動指針書

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