頬粘膜がん 345日目 気管切開するらしい


 頬粘膜癌 345日目。

 血圧 131-93 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 71 拍/分
 体温 36.5 ℃
 体重 72.7 kg

 今朝方の気温は14℃とのこと。
 メッチャ寒い。

 日中は普通に気温が上がって過ごしやすい日だったがもう殆ど秋だ。先週の頭までは通勤のバスの中でも、朝の通勤風景ではまだみんなワイシャツだけでジャケットは羽織ってなかった。
 僕は別に通勤時は夏でもジャケット着用だが、先週から10月に入ったのでワイシャツを長袖にしてネクタイ装備となった。今時は10月に入ったからってネクタイしない人も結構多いのね。
 今朝は15℃を下回ったせいもあって、肌寒くコート着ていこうかと思ったほどだ。

一体どうなってるんだが、季節感ってのがさっぱりわからない世の中になってしまった。


 全身の痒みだとか、関節痛みは取りあえず処方してもらっている薬で小康状態を保っている。薬が抜けるとそれなりに症状も出てくるって感じ。まぁ関節痛については薬飲んでる時はマシで飲んでないと結構酷いみたいな感じではあるけれど。


 それよりも先週ぐらいから、なんだか原発付近の状態がいまいちである。

 もともと左頬粘膜から唇にかけて癌がひろがっていたのが落ち着いて、その部分の粘膜組織がなかなか再生しなかった。それが最近ようやくちゃんと再生している感じになってきているんだが、先週あたりから左唇あたりの具合がいまいち良くない。


 もともと開口障害とともに左唇が引き攣れ気味だったんだが、引き連れが酷いような感じというか。口びるの端の粘膜が痛い。もしかして無理矢理に口を開いたりしていて少し内側が切れてしまったかな。

 朝の通勤時なんかに少し自動運動がてら、開口域ぎりまで開口訓練をしながら歩いたりしている。それに合わせて普通に食事の際にも多少は無理して口に食べ物を入れたりする時に”イテテ”ってなることは良くある。

 それにしてもなぁ。唇端から頬にかけての内側部分に裂傷があるような軽い痛みがある。唇端までそんな感じなので飲み物を飲んだ時なんかの唇からの漏れも顕著な感じだ。平常時も唾液がそこらへんから漏れてる感がある。以前から多少口の閉まりは悪かったがじゃっかん増悪気味で不便だ。


 CTやPETなんかを直近でやってるので原発巣に特に病変が出ていないんだけど、こういう部分が痛いと妙に気になってしまう。嫌なもんだ。あまり気にしても仕方無いんだけどね。


 そうそう、夕方、めったに鳴らない携帯に着信。

 画面を見ると”大学病院”と出てる。病院から電話がかかってくるなんて普通にないので嫌な感じだ。慌てて出る。主治医からの電話だった。


 おそらくだけど、来週の手術について事前のカンファレンスが行われたのでは無いかと思われる。開口障害があるため麻酔するさいに口から入れるチューブが入らない可能性が高いらしい。

 で、術前に麻酔のチューブを気管から入れるので喉を切る処置をするとのこと。まぁいわゆる気管切開するって話になったんだろうと思われる。気管切開する予定でなかったのでその分の同意書が必用になったわけだ。

 月曜日に麻酔科に受診するのでその後に耳鼻咽喉科に寄ってほしいとのこと。同意書に署名が必用なんだそうだ。

 びっくりした。


 嬉しい知らせでも無かったが、まぁ仕方あるまいね。


 今日もいい1日であった。


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