頬粘膜がん 207日目 滋賀旅行記その3


 頬粘膜癌 207日目。

 血圧 113-81 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 68 拍/分
 体温 36.4 ℃
 体重 69.9 kg

 昨日、体重が維持できていて云々なんて言っておきながらいきなりの70㎏切りであるw
 別に体調が悪いわけでもないのでいいんだが、なんか急に減るとやっぱちょっとビビるよね。というわけで当面は70㎏以上を目標に食べるぞと。

 今日は夜に食事に誘われたので出かける予定。
 地元の有機野菜を使った野菜中心の和食のカウンターの気楽なお店。以前オープンの時にお祝いで何人かでお伺いしたのだがとても美味しい料理を出す店だ。創作料理系ではあるんだろうけれど、意識高いみたいな肩肘張った感じもなくいい感じ。忘れなければ写真なんかも撮りながら食事してこよう。


 さて、滋賀県の2日目である。

 ホテルでの朝食はバイキング形式である。

バイキングの朝食
バイキングの朝食

 取り過ぎか? っていうか僕はこんなに食べられません。これは妹が取ってきた分。その後追加で2回目だと言ってパンだとかなんだとか取ってきてた。
 普段は1日1食で好きなだけ食べるんだとかで結構退職なんだそうだ。でもメッチャ痩せてるんだが。1日1食ダイエットか?って聞いたら、昼とか食べると眠くなって仕事二集中できんとのことらしい。僕には無理だな。

 さて、2日目はびわ湖テラスって所に行った。
 なんて言ったらいいんだろう。びわ湖が見渡せる山の上の公園だ。びわ湖バレイロープウェイというのに乗って山の中腹まで登る。そこから先は山頂までリフトが設置されている。


びわ湖を一望

 冬はスキー場なんだそうだ。この日も晴びわ湖れたが少し雲があり標高が高いので部分的には雲の上にいるみたいな感じである。確かにびわ湖が一望できる。
 ジップライン下り(ケーブルを輪っかにぶら下がって降りる)っていうなかなかスリリングなアクティビティがあったり、山から湖に向かって漕ぐブランコ(ハイジのブランコのイメージだが、ぜんぜん足が届く所までしか漕げないよw)だとか、いろんな遊具があり子供達は大喜びである。大人だって大喜びであるw
 なんせ、山なので移動が殆ど登りか下りで平地がない。息が上がること上がること。

 兄妹の写真と、一族の写真w

兄妹
一族勢揃い

 4人がけのリフトにて山頂へ。

リフトにて頂上へ

 とにかく広々した空気のいい所でのんびりできた。

 ちなみに、前日は妹達とで動き回ったわけだが2日目には上の妹のところの息子君と下の妹のところの娘ちゃんにその旦那さんが加わって一族での楽しい時間となった。

 下の妹の娘ちゃんと旦那さんは大阪から駆けつけてくれたんだよ。実は会うのは彼女と彼の結婚式以来である。懐かしいね。記憶をリロードできました。

 昼ご飯はびわ湖バレイのレストランでカレーを食べた。

 近江牛入りである。じっくり煮込まれた口に入れると溶けてしまいそうな近江牛がたんまり入ったリッチなカレーであった。ローストビーフ丼なんかもあったがちょっと食べにくそうだったのでカレーで勘弁してやった。ごちそうさまでしたw 激烈おいしゅうございました。


 のんびりした時間を過ごし、一旦妹宅へ。昨日からの疲れもあり軽くうつらうつらしてしまった。気が付けばもう夕方である。

 今回ひさしぶりに妹の家へと遊びに来たわけだけど、はたして今度はいつこれることやら。・・・・・・そんなことを言ってないでまたすぐにいつでも来ればいい。そう思った小旅行だった。

 夕方の電車で金沢に帰る途中、そんなことを考えていた。

 お互いに50歳を超えていい年になって来ている。

 そんな兄妹がこうして久しぶりに顔を合わせることができた奇跡に感謝しよう。お互いに時間をあわせ日程を合わせて会おうってだけの事だ。やってみればこんなに簡単に実現してしまう。

「こんなに楽しいんだったらもっと早くにやっておけばよかったね」グループLINEにそうメッセージを流しておいた。これで滋賀旅行記はおしまいである。



 さて、今日は昨日友人から晩御飯を食べに行こうとLINEが来たので出かけてきた。

 街の中心部近くにある野菜が美味しい”畑の子”という和食料理の店。なんせ、使われている野菜が旨い。野菜を食べるための料理と言っても過言ではない。それもそのはずで、オーナーの方(女性)はこの店を始める前までずっと農業をやってきたのだ。農業を会社化して経営する。個人事業としての農業ではなくて法人化された農業集団を作ると言ったらいいんだろうか。とにかくそうやって美味しい野菜や果物を作ってきた方のお店である。

 誘ってくれたのは音楽友達。ウクレレの仲間である。一緒にウクレレのサークルみたいなのを作ってお祭りに出たり、コンサートホールでの演奏会に参加したり、野外フェスみたいなものに参加したり、普通にライブハウスに出てみたりと一緒にいろいろやった仲間である。

 コロナになってからなかなか集まることもできずにいたがようやくコロナも落ち着いてきてこうして一緒に食事ができるというのはありがたいことだ。

 がんの病気の関係で少しずつしか食べられないんだけれどと相談したら、本当に小さい小鉢でいろいろとおまかせで出してくれた。ありがたい。お酒は最初に2杯だけ、チューハイと日本酒をいただいた。なんせ、誘ってくれた友達は酒豪の女性である。全然かなわないので今日は3杯目からは美味しいお茶(これもお店のオリジナルらしい)でいろいろ語りながら美味しい食事をいただいた。


野菜サラダ、小鉢いろいろ
ライスコロッケとチキンの香草揚げ
サービスのポッキー


 今日もいい1日であった。


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