頬粘膜がん 141日目 そっちかよっていうはなし
頬粘膜癌、141日目。
血圧 95-68 mmHg
血糖 113 mg/dL (朝食前)
酸素 97 %
脈拍 76 拍/分
体温 36.7 ℃
体重 76.2 kg
日曜日である。
明日からは普通に外来も始まる。あ、火曜日は祝日なんだね。
って訳で、明日の朝は採血の予定だと聞いている。そして、採血の結果を検討して退院という事になっていく。まずは白血球の数値がある程度戻っている事が大前提となる。あとはまぁ、炎症の度合いがどうかというのもある。
一応、原発巣の部分は多少熱っぽい。この部分が炎症を起こしているのか、他の部位も炎症があるのかってのはあるけれど、とにかくこの部分の炎症だったり、症状の変化がとても問題であると思っている。放射線及び化学療法の結果、この部分にがん細胞がいなくなってくれていなければいろんな意味で治療は振り出しに戻るみたいなものになってしまうからだ。いや、振り出しには戻れない。すでに放射線治療という飛び道具は使ってしまって今後はこの部分には使えない。
朝目が覚めて、顔周囲の痛みやなんかを昨日と比べてどうか比較検討していく。細かな評価はもちろんできないが全体的な大きな変化がないかどうかをまずは確認していく。例えば昨日は唇周囲の痛みはどこまで出ていたかとか、頬から歯茎へかけての部分はどんな感じだったか、口角周囲の口の中の感じはどうかとかをざっと感覚的に比較する。
昨日よりも少し傷口がこっち側に移動しているなとか、痛みがでる場所の一番端はこのあたりだとか、うがいをしたらどれぐらい水が漏れて流れるかとか、そういうなんとなく分かる違いの部分を確認していく。ちょっとぐらいの変化があるのは仕方がないと思う部分もあるし、もしかして昨日と同じならそれは良い徴候かもしれない。そういう変化を受け止める時間だったりする。
目が覚めてウォーキングが終わる頃までの時間帯でゆっくりとそういう変化を確認していく。
もしかしたら、白血球の数の変化よりもこの部分の変化の方が退院に対して大きく影響が出てくるのかも知れない。
まぁ、朝の時間帯ってのはそういう一種勝負の時間帯だったりもする。
頭が回ってないぐらいからゆっくりエンジンがかかっていく中でそういう事を確認していく。それが最近の朝の習慣だ。
で、一応朝になったら昨日とて比べてどうかという事で胸キュンについても気になったりはする。毎日胸キュンだからね。
さて、どうやら胸キュンがなかなか収まる様子を見せない。なんか、今朝も胸キュン指数は上がっていて、朝から気分はトリップ気味
Yellow Magic Orchestra – “Kimi Ni Mune Kyun“ (Official Music Video)Official music video for “Kimi Ni Mune Kyun“ by Yellow Magic Orchestra ©1983 ALFA MUSIC“Kimi Ni Mune Kyun“ was YMO's 7th single released on March 25, 1983....
うーん、なんかこれぐらいで収まるのかと思いきやどんどん左頸から肩や胸にかけての強ばりぐらいが半端なくなってきているぞ。明日もこの調子でかたまっていくのかね。
むしろこっちが本命だったのかとちょっと焦っている。それはちょっと大げさではあるが思いのほかこちらの症状の進行が激しくて驚いている。
なんだか頸部の前方側、喉仏付近の強ばりが増してきて嚥下のしづらさが増しつつある。なかなかこちらも一筋縄ではいかないと思っていたがこうきますか。もしかして、本命はこっちなのではないのかね。
差し入れでいただいたしじみ風味のわかめスープの素。
そうめんをいつものつゆのかわりにわかめスープにしてみた。これはこれで、なんかちょっといい感じに磯っぽくて美味しかった。
たまには味変である。
ご飯は今日もすべて完食である。
今日もいい1日であった。
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