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禍話リライトの記録

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自分がリライトした禍話まとめ:書く対象はその時点で他の方のリライトがまだ無い回から選んでいます
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2021年8月の記事一覧

禍話リライト「くいちがい」

禍話リライト「くいちがい」

学生達が集まって怖い話をしていたら、怖いことが起きたお話。

体験者の青年が大学3年生ぐらいの時に起きたことだそうだ。
その日は友人達と、1つ年下の後輩の家に集まって皆で怖い話をすることになった。この後輩は親がお金持ちで、いい部屋で1人暮らしをしていた。
生活費もそれなりにもらっていたらしく、行けば家の主の方から高いお酒を出してくれたりして、そこでの宅飲みがすっかり定番になっていた。

飲み食いし

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禍話リライト「霧の校舎」

禍話リライト「霧の校舎」

「自分達は運が良かったんです」と彼は語った。彼らが山の中の廃校舎へ肝試しに行ったときの話である。

その古い木造校舎は、ある山の中腹、かつて村があったらしき地域に残されていた。
立入禁止にはなっているが、ドアや窓が壊され、誰でも中に入れる状態だった。地元ではそれなりに有名な肝試しスポットだったそうだ。
彼らもある夜、4人組でそこへ肝試しに行った。

順調に車で山道を進み、目的地の直前で、木々で出来

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禍話リライト「増えぐるみ」

禍話リライト「増えぐるみ」

結局何が起きているのか、答えに困るお話。

ぬいぐるみの愛好家の中には、一つの種類のものをたくさん集めるタイプが存在する。普通の人にとっては全部同じぬいぐるみ達に、それぞれ名前をつけて可愛がるような人々だ。
この話をしてくれた大学生のA子さんにも、そんな友達がいるそうだ。その女の子が集めていたのはクマのぬいぐるみだった。
一度家に遊びに行った時に、素敵なコレクションを見せてもらった。彼女の自室以外

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禍話リライト「学生証」

禍話リライト「学生証」

昭和の時代、ある高校での出来事だそうだ。
その高校には使われなくなった旧校舎が残されており、自由に出入りできる状態だったという。

ある時、何人かの生徒が旧校舎からちょっとした道具をとってくることになった。学校行事か何かの準備だったらしい。

自由に入れるといっても、用がなければわざわざ旧校舎に行くことはない。物珍しさもあり、彼らは探検気分で中を進んでいった。
男子が無駄に色々な部屋を開けたりして

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