パリのこと。5
シテ島へ向かう
セーヌ川沿いを歩いて向かった先はシテ島。
少し重たい空気が流れているこの日は、ノートルダム大聖堂の火災の数日後でした。
この日に感じたことはInstagramに書かせてもらいました。
が、実はこの日、もうひとつこの場所である出来事がありました。
全く情報がわからないままとにかく現場に行ってみようとシテ島へ向かった私たちは、シテ島自体に入れなさそうなことがわかり、空気を味わえただけでもいいよね、とそのまま次の行き先へ向かおうとしていました。すると突然、
「すみません、日本の方ですか?」
と(これまた)日本語で声をかけられました。
わたしは、急に声をかけられて何かわからなかったし、いろいろなことに少し警戒していたのでどうしよう〜〜と思っていたら
なんと日本のテレビ局の方でした。
ノートルダム大聖堂に訪れた日本の観光客を取材していたようで、わたしも取材を受けさせていただきました。
なんという偶然。本当にびっくり。
取材してくださった方たちにその日の状況を聞いてみると、やっぱり島全体がこの日は封鎖されていて入れなかった、とのこと。少し遠くに回ると大聖堂が見えますよ、と教えていただきました。ご親切に情報を教えてくださって、ありがとうございました。
滅多に受けることができない情報番組の取材を、パリで受けさせていただき、とってもいい思い出になりました。
そんなシテ島での出来事でした。
(取材してくださったテレビ局の方、最初ちょっと怯えてごめんなさい…どうかこの気持ちが届きますように…笑)
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