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入学式挨拶

こんにちは、ゼロ高2期生のゆめです。

突然ですが、皆さんに将来の夢はありますか?

この学校に集まってくる生徒たちは、
夢と希望に満ち溢れていて、
自分が進もうとする道を明確に定めている人たちだと世の中の人は思っているかもしれません。

たしかに、そういう生徒もいますが、
みんながそうではありません。
私のように将来の夢が決まっていない子もいます。
それはマイナスなことではなく、この環境の中で
じっくり探していけばいいと考えています。

私が入学して感じた、この学校が普通の高校と違うところ。
まず一つ目は、「みんなが同じでなければいけない」という今までの教育と真逆であるというところです。

私はこれまで、普通であることが一番で、誰が決めたかもわからない「普通」から少しでもそれたことをしようとすると、それを否定されるような教育を受けてきました。
従来の学校教育はまるで芝刈り機のようで、
少しでも伸びた草は刈られ、一律の長さにそろえられてきました。
この学校は真逆の学校です。
むしろどんどん伸びろと栄養を与えてくれます。

二つ目は、決して生徒を否定しないところです。
この学校に関わる全ての人の中で、
その人が挑戦しようとすることを否定する人は
誰もいません。
悩み事があったら一緒に悩み、助けて欲しい時は手を差し伸べてくれるでしょう。
みなさんが心からやりたいと思っていることを
応援してくれる仲間がたくさんいます。

この学校に入学したということは
何にでもなれるチャンスを得たということです。
自分が好きなことや、新しくやってみたいことに
どんどん挑戦していきましょう。
失敗してもまた挑戦すればいい。
今だからこそできることがたくさんあります。
その中から将来の夢を一緒に見つけていきましょう。

3期生の皆さん、
ようこそ ゼロ高等学院へ。

みなさんの入学を
心から歓迎いたします。

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