トラックドライバーの待遇改善をするには?
先日、「2024年問題を解決するにはドライバーの給料を上げるしかない」とnoteに書きました。
それは間違いないのですが、トラックドライバーに関してはもう1つ、待遇改善という問題があります。
「トラックドライバー不足だ宅配が遅れる」ということを利用者は考えますが、実際には宅配は物流の10%にも満たないです。
実際には企業間物流の方が大半です。
企業間物流で問題になるのが『荷待ち』です。
ドライバーはずっと運転してるわけではなく、荷物を納入するためにトラックが行列して待つ荷待ち時間があります。
平均の荷待ち時間は1.5時間と言われてますが、実際にはこれより長いことが多いそうです。
ドライバーは荷待ち時間中、車内で待機しなければなりません。(渋滞の道路と同じ)
その間、寝たりトイレに行くことができないのは当然として、エアコンすらかけられません。
それが彼らの過重労働に繋がってます。
荷待ち時間を減らすのが抜本的な解決方法ですが、すぐにそれは難しいです。
進んだ荷受業者はドライバーをスマホで管理するなどの処理をしてるみたいですが、まだそうでないところが多いみたいです。
なのでまずは、荷待ちの間のドライバーの待機場所を作りませんか?
もちろん、そのためには違法駐車にならないためのトラックの駐車スペースも必要ですが。
我々は宅配のことばかり考えがちですが、最終的に物流が滞ればモノづくりが遅れて我々の日常生活に支障をきたします。
そのことを踏まえて、トラックドライバーの待遇改善を考えるべきです。
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