独立開業の壁

再就職活動期間中に、フリーランスで活動をする中で、独立開業のことも当然考えました。

実際に、独立開業セミナーみたいなのにも顔を出したことがあります。

ただし、自分には敷居が高かったです。


1.金銭的な壁

失業すると、まず以下のものは自分で支払う必要があります。

○必須
・国民年金
・健康保険
・住民税

○支払う可能性が高いもの
・家賃や家のローン
・確定拠出年金

よく、失業手当をうらやましがる人がいますが、実際にはこれらを払うための原資となります。
健康保険や住民税はそれまでの所得額と比例するので、所得額が多かった人ほど大変です。
そして家族がいる場合、国民年金や健康保険を家族人数分払わなければならないので結構な負担となります(国民年金は20歳からですが)。

また、独立して開業届を出したりすると、その瞬間から失業手当がもらえなくなります。

つまり、会社生活が長い方が高年齢で独立する場合、実質1年くらいは開業できません。
もちろん、「失業手当をもらわずに開業する」という選択肢はありますが。。

2.仕事面での壁

独立すると、自分で全て仕事を取ってこなければなりません。

会社就職時のコネを継続して独立開業する人ならともかく、そうでない人は1から新規開拓する必要があります。

実際に自分も数年前からカウンセラーを名乗ってますが、依頼は不定期です。
なので開業届を出すには至ってません。

・さいごに

結論としては、サラリーマンがいきなり独立開業するのは、現実問題としてかなり敷居が高いです。
また独立開業する場合は、それまで会社から支払われていたもの(引き落とし含む)が全て自己負担となるので、最初はかなり金銭的に厳しい状態となります。

もし独立開業するのであれば、最初はそれなりの金銭的負担を覚悟の上でする必要があります。

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