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バスドライバーの夏休み買取について

ここ最近、ドライバーについて書いてますが、忘れてはいけないのはバスドライバーです。

最近、2024年問題でバスドライバーが減って、一部の地域では廃止や減便しているそうです。
正直、この問題が言われ始めたのは数年前からで、なぜその時に有効な施策を打っておかなかったのかと思いますが、ついにこんなニュースを目にしました。

これを見て思ったことは以下の2つです。


1.そもそも働き方改革に逆行してない?

働き方改革で夏休み一斉取得が義務付けられている中で、それに逆行する施策はどうなのかというところです。
当然、安全性にも関わってきます。

2.買取金額にしては安すぎない?

1日1万円は仮に8時間勤務として時給1,250円で、アルバイト代程度の金額です。
2024年の神奈川県の最低賃金が1,112円なので、それよりわずかに良い程度です。

おそらく通常勤務より安い金額で買い取りというのは、実効性はあるのでしょうか?
もし自分がこの会社のバスドライバーだとしたら、バカにされたと感じるでしょう。

・さいごに

以前、「2024年問題を解決するにはドライバーの給料を上げるしかない」とnoteで書きました。
ドライバーの人口を増やすには給与改善、そして定着させるためには待遇改善が必要です。

この施策はそのどちらにも対応してないので、無意味だと感じます。

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