伊藤匠の凄さと藤井世代の始まり

伊藤匠が、あの無敵だった藤井聡太から八冠の一角の叡王を奪取しました!

八冠から七冠になっても藤井聡太が凄いことに変わりはないのですが、今回は藤井聡太と同い年の伊藤匠の凄さをお伝えできればと思います。


1.藤井聡太から初タイトルを取った

藤井はこれまでタイトル戦で22戦負けなしでした。

以前「藤井聡太の功績」でも書きましたが、あの羽生七冠時代でさえも、実際には羽生がタイトルを取ったり取られたりしてます。

今まで最短距離で八冠まで駆け上がり、タイトル戦で連勝記録を続けていた藤井聡太からタイトルを取ったのは、羽生七冠からタイトルを奪った三浦弘行以上に将棋史に残るできごとです。

2.21歳で初タイトル

藤井が凄すぎて目立たないですが、21歳で初タイトル獲得は充分凄い実績です。

そして、まだ若いので今後の更なるタイトル獲得が期待できます。
そこに立ちはだかるのは藤井ですが。

・さいごに

藤井八冠達成は偉業でしたが、やはり「強すぎる横綱」は面白くありません。
実際、八冠達成後はタイトル防衛が当たり前になり、ニュースでもあまり大きく扱われなくなりました。

今後、伊藤や藤本渚などの藤井と同世代かそれ以下の世代が活躍することにより、さらに将棋界が盛り上がることになりそうです。(40代の山崎隆之や渡辺明にも頑張ってほしいですが)

羽生がタイトルホルダーの頃は森内、佐藤康光などの同世代のライバルがいて盛り上がりました。(いわゆる羽生世代)
伊藤匠も同様に、今後も藤井世代として藤井とのライバルストーリーを築いてほしいです。

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