気持ちが変わらないことへの焦り

わたしは今も、「妊娠したい、出産したい、子供を育てたい」とは思っていないのだけど、年齢的なものもあり、周りからは妊娠報告をよくもらう。
お祝いの気持ちでいっぱいだし、当然僻みや妬みはない。焦りもない。
ただ、わたしのこの気持ちが変わらないことへの焦りを若干感じる。

いつか後悔しないだろうか、夫はわたしを赦してくれるだろうか、夫と2人で歩む人生を、夫とわたしは真っ直ぐに受け止めるのだろうか。
わたしは勝手だ。
年齢が進んできて、判断を迫られることから逃げている。子供を産まない選択を、自分がすることを恐れている。
夫との子供を産めるのは、わたししかいないのに。

先日義祖父に言われた言葉も、自分が思っている以上にずしっとのしかかる。
もちろん夫も他の義家族も、わたしにそんなことを強制するはずがないし、きっと尊重してくれると思う。
答えはまだ出ない。もしかすると30代や40代のわたしは産みたくなるかもしれない。でもこのご時世。この世の中。その繰り返し。

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