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『日常と非日常を行き来する』参加者レポート(10)

レポート作成者:匿名

ずっとお芝居していない、このままではいけない‥
とそんな時、一番に頭に浮かんだのが、このドラマチック界隈。

いつもXで情報を見ていて
私もいつか、とずっと思っていた。

今回のファシリテーターは、ウサギストライプの大池容子さんと言うことで、今だ、と申し込みに踏み込んだ。

私は、緊張、人見知り、によって、最悪の自己紹介をすることになるのだろうか、、と最悪の未来を想像して、若干落ち込みながら会場であるスタジオに駆け込んだ。

今日読んでほしい名前をテープに書いて下さいと、自分の名前を記入して、身体の真ん中に貼った。あだ名や苗字など、それぞれに記入していた。いったいどんな名前なんだろう、と言うあだ名の方もいたが、それを知ることはできなかった。
本名を伝えることも、何歳かも、何が趣味かも、何が得意かも、全部自分から話さなくてよかった。

自己紹介は、時計回りに、呼んでほしい名前を言ってから、なんの縛りのない、自分にまつわることを一言だけ。それを何周かし、その何周かも確かなんでも良かった。最後は、うそを一言伝えて終わり。

こんな自己紹介は初めて。
たった一言しか聞いていないし、自己紹介なのにうそを言うの?なんで?と驚いたが、その人のことについて、たくさん想像ができたし、興味がわいたし、それぞれにとても印象が残った。一言しか、というよりも、一言だから、かもしれないなと思った。

大池さんも、演劇、お芝居においても全てを説明することがいいとは限らないと。

あの想像した最悪の未来は訪れず、むしろ楽しい、と言う気持ちでスタートすることができた。

そのあとはゲームのような、椅子から立ち上がり円になって、お題に沿った単語を、不特定の伝達ルートを作る。そのルートをいくつかつくって、同時に回していくと言うもの。
その時に、大池さんの鞄からは、ぬいぐるみが3つでてきて、かわいかった。

頭が活性化されたところで、テキストを使い、脚本、演出、俳優を体験するワークを行なった。

脚本の一部が空白になっており、その空白を考え、演出をし、最後に発表すると言うものだった。

自分だけのアイデアでは、物語的に辻褄の合わないものになってしまったが、そう言った私の意見も否定されることなく受け入れてもらい、また自分だけでは思いつかないアイデアもあり、とても刺激を受けた。

脚本の、読解力の自分の甘さを感じたり、他の方の意見を聞いたことで、1人では生まれない新しい見方もあって、やっぱり、色々な人と会って、色々な場所にいって、色々な人と話しをしてみる、と言うことは、自分自身を豊かにする、と改めて感じた。
また、同時に反省点もあって、ただ楽しかった、だけじゃなく、反省点を得られたってことも嬉しかった。良い時間を過ごした証だと思う。ありがとうございました。

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