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小芝風花さんはキレイだった。


初めてのラブストーリー

さまざまなドラマで主役やヒロインを演じてきた小芝風花さんは、高い演技力を持つ整った顔立ちの若手女優さんにも関わらず、意外にもラブストーリーに起用されたことがなかった。

2020年、誕生35周年を記念して掲げたCANMAKEのブランドメッセージ「かわいい!に出会える」をコンセプトにした世界観を表現する新イメージモデルとして起用されたにも関わらずである。

今まで『キュンキュン』や『カワイイ』を求められてこないのが不思議だっただけに『彼女はキレイだった』のW主演が発表された時、これでようやくラブストーリーも任せられる女優さんだと認められたような気がした。そして、ラブストーリーに出演することで今まで小芝風花さんをよく知らなかった人たちに認知されることへの期待も高まっていった。

インスタグラムのフォロワー数の変化

認知度の向上を示すデータの一つとしてインスタグラムのフォロワー数の変化を調査した結果には目を見張るものがあった。

・『彼女はキレイだった』放送前の増加ペースは、1ヶ月に約8千人前後
・第1話が放送された2021年7月6日の約65万人から、第5話が放送された8月10日の約69万人まで、1ヶ月で約4万人増加
・別人のように美しく変身した姿を見せた第5話以降、フォロワー数の増加に弾みがつき、最終話が放送された9月14日の夜には83万人を突破、1ヶ月で約14万人増加

小芝風花さんが演じる佐藤愛の明るく元気でひたむきな等身大の姿が当初から好評だったが、やはり第5話のラストで見せた別人のように美しく変身した効果は絶大で「小芝風花さんはキレイだった」と惹きつけられた視聴者が多かったことを物語っている。

無限の可能性が広がる未来へ

小芝風花さんは以前、演じたい役や作品についてインタビューでこう語っていた。

「女優としてはもっと幅のある役、作品にもかかわりたい。怖い役、猟奇的な役、黒幕みたいな役もやりたいですし、年齢的にも恋愛ものや社会派のシリアスな役もやりたいですね」

最終話で佐藤愛が持っていたジグソーパズルの最後のピースがはまったように、『彼女はキレイだった』の主演により出演作品に「恋愛もの」というピースが埋まった。

「人って やりたいことしてるとき すっごく きれいに見える」

ドラマのセリフ通り、やりたい役を演じる小芝風花さんはキレイだった。そして、演じていない役は無限にある。演じる役や作品というピースは出演作を重ねるごとに増え続け、ジグソーパズルのようにゴールはない。

「ゴールどこかな?」と走り続ける小芝風花さんは、これからどのような作品に出演し、どのような役を演じ、どのような世界を見せてくれるのだろう。無限の可能性が広がる未来に向けて「よし、出発!」。


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