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🌹イサム堂通信・その40. 去年の思い出・「未定」編

この記事は1105文字です。

こんばんは。高畠です。
今回は9月公演として企画された作品「未定」に出演した時の振り返りです。ウイルス流行語徐々に注目度を上げた「zoom演劇」です。
監督は前回記事で取り上げた「先生の話」の監督でもある巳崎怜央さん!
「先生の話」はあくまで怜央さんの個人企画でしたが、こちらは2020年度イサム堂の最初の公演となりました。夏過ぎまでは公演もままならない状況でしたが、皆のリモート環境への適応でzoom演劇制作が叶いましたね。1時間20分ほどの作品です。


未定1

未定2

『ここは学友院大学、美術部アトリエ。彼女は、頭を抱えていた。
肝心の卒業制作が、完成しない。
イーゼルの前で俯いて、一週間、二週間、一か月、三か月。
それでも、完成しない。

そんなこんなで、冬。彼女は、青ざめていた。
肝心の卒業制作が——、ない。どこにも、ない。

提出締切は一...』


8月も終わりという頃にオーディションを経て役が決定、稽古日程を決めてシーンごとに練習していきます。

4週目の金曜日に急遽通しを行い、翌日撮り直したい部分のデータを再収録して一気に完成!
10月3日に公開されました!是非ご覧ください!


↓「未定」・URL
https://twitter.com/dramaisamu/status/1312348063994765312

未定3


例年公演終了後は演出陣へ何かしらサプライズを仕掛けるそうなんですが、そういうご時世でもなかったわけで。サプライズムービーを制作しお届けしました(*^o^*)

先輩たちとワイワイ話したり、演技に行き詰まってアドバイスもらったり、サプライズしたりっていうイサム堂制作スタイルが大分把握できてとても楽しめました。
zoom演劇はやはり難しかったですね。相手の役の人とやりとりするときどうしても時間差があります。ナチュラルなシーンにしたい時に障害となる場合があったような気がしましたが、だからこそ相手の声により集中して耳を傾け反応できるような場面もありました。
尖ったキャラクターが多い中やりたい放題させてもらえたし、面白かったですw



その後(僕は参加しませんでしたが)学祭公演、12月公演「マツユキソウを君に」を行うなどできたものの、緊急事態宣言の発令・期間延長で卒業公演が中止になるなど、イサム堂の活動は一進一退を繰り返しています。

現在も三回目の緊急事態宣言の最中。なんだか光が見えてきませんなぁ。
それでも少年イサム堂というグループは、新入部員に楽しんでもらえるよう精一杯企画をおこなっています。少しでも興味があれば、是非ご連絡頂きたいです。

今回で「去年の思い出」シリーズはおしまいです。ありがとうございました!!



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