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#114 おいハンサム!!(2022)-考え方がハンサムな父が繰り広げるコメディ

TVer 紹介文

ペットボトルから注いだだけのウーロン茶で何百円もカネを取る最近の風潮を嘆く伊藤源太郎(吉田鋼太郎)は、妻・千鶴(MEGUMI)と東京の長い商店街の外れの一軒家に住んでいた。3人の娘はそれぞれ独立して立派に暮らしている、はずだったが…長女・由香(木南晴夏)は独身で不倫に走りがち。エリートっぽい男性と結婚したはずの次女・里香(佐久間由衣)も離婚の危機。三女・美香(武田玲奈)は独身で売れそうにない漫画家と同棲中。
男を見る目の全然ない愛する娘たちの幸せのため強いパパ・源太郎が立ち上がる!

欧米のホームドラマを超えた逸品

日本でもこんな面白いホームドラマが制作できるんだ!-これが素直な感想です。男を見る目がない三姉妹(木南晴夏佐久間由衣武田玲奈)、ドラマの終盤でハンサムな名言を連発して娘を癒す父(吉田鋼太郎)、その父を掌で転がす達観した嫁(MEGUMI)。この5人の絡みがとにかく面白くて笑えるシーンが満載。水戸黄門の印籠並みの父の名言もジーンとくる。こんなにテイストの高いホームコメディは日本初ではないだろうか。

HP画像(こんなイメージのドラマではない)

3姉妹に絡むハンサム?

下記は3姉妹に絡む面々。イケメンも含まれるが、結構、屈折している。その中にあって最もハンサムなのは、長女・木南晴夏のもとカレ役・浜野健太かな?父親・吉田鋼太郎との相性も抜群で、憎めないキャラを演じている。ぶっとんだ貧乏漫画家役の須藤漣、自己中エリートの桐山漣、性格の歪んだお坊ちゃま・高杉真宙もこのドラマの立役者だった。

女を見る目のない男ども

シーズン2&映画に期待

生きづらい世の中をハンサムな言葉でひっくり返す展開だけに、4月6日開始予定のシーズン2もおおいに期待できる。さらに映画化までされるという噂。土曜の深夜ドラマがここまでフューチャーされること自体が凄い!いろんな人に楽しんでもらいたい最高のコメディです。


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