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#42 TWO WEEKS(2019)-背中で魅せる逃亡者・三浦春馬に注目

TVer 紹介文

一度は人生を捨てた男が初めて出会った8才の娘は、白血病を患っていた。ドナーとして再び生きる意味を見つけた男の前に、殺人の濡れ衣が立ちはだかる!娘の手術まで2週間――。検察、警察、政治家、闇の組織…次々と明らかになる陰謀から逃れることができるのか。人生を賭けた逃亡劇が始まる!

既視感

濡れ衣をかぶせられた主人公が、毎回のように裏切りに遭い、最後の5分で絶体絶命のピンチに追い込まれるものの、奇跡的に脱出し続け、最終回ついに…という、よくあるパターンなのですが、それを超える魅力があるのですよ。ちなみに原作となった韓国バージョンは見ていません💦

「哀愁」と言えば三浦春馬

この人の背中から溢れ出る哀愁、すごいですね。この世の不幸感、絶望感、悲壮感をすべて背負ったかのような背中、そして、娘の手術までの2週間、ひたすら逃亡する姿が絵になっていました。強烈な存在感にくぎ付けでした。本当に惜しい人を亡くしました。残念です。

子役の哀愁もヤバかった

このドラマを盛り上げたもうひとりの貢献者は、白血病の娘・はなを演じた稲垣来泉さんでしょう。この子の哀愁もヤバかったです。日に日に弱まる様子、病魔と闘い続ける様子、ドナーとの再会を健気に信じる様子、すべて真に迫っていました。この存在感が「TBSオールドルーキー」や「フジPICU」の出演に繋がったのではないかと思います。

悪い奴ら

韓国ドラマのリメイクだけあって、強烈な悪役が多かったですね。無慈悲な社長・柴咲(高嶋政伸)、社長に奴隷扱いされるチンピラ(池田鉄洋)、感情のないヒットマン(磯村勇斗)、影で暗躍する国会議員(黒木瞳)-みんな嫌な奴でした。嫌な奴過ぎて、清純な新人弁護士・芳根京子さんまで、グルではないかと疑ってしまいました(笑)




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