華麗なるギャツビーを見た

以前から見たかった華麗なるギャツビーを見た。

あらすじ
舞台は第一次世界大戦後のNY。未曽有の好況に人々が沸き立っていた時代。そんな時代に毎晩豪華なパーティーを開く謎の人物、ギャッツビー。
彼はいったい何者で、何のためにパーティーを開くのか。そんな彼の隣に引っ越してきたニックと彼のいとこで大富豪の妻でもある*(名前忘れた)、そして彼らを取り巻く人物を描いた映画。

感想
人生って難しい。何のために生きるのか、何を楽しんで過ごすのかとか。求めるものは多くあるけれど手に入るのはわずかしかないよなぁ。
純粋な夢を持つことは美徳かもしれないけど、美徳じゃ生きてはいけないし、どこかで報われるわけでもない。それでも純粋に生きれるならそうしたいなと思った。
あととりあえず目的のために努力は必要だよね。
映画の雰囲気や映像が叙述的でとてもそれが印象的だった。文章のもつ独特な機敏が映像に反映されているような気がして、とても面白かった。あまりこういった映画は見たことがなかったので、新鮮で楽しめた。


ニックはNY郊外の住宅街に引っ越してきた。ちょうど対岸にはいとことその夫で富豪の夫婦が住んでる。一方でニックはしがない証券マンであんまりお金はない。そんな彼がなぜか隣の豪邸に住むギャッツビーから毎晩開催される謎のパーティーへの招待状を貰う。


パーティーを通じ知り合ったニックとギャッツビー。ニックはギャッツビーにひかれながらも謎の多い彼を信じ切れずにいた。しかしとある出来事で彼の目的が、ニックのいとこで富豪の妻(便宜上Aとする)に会うことと知る。二人はギャッツビーが戦争に赴く前に恋人同士だったので。
Aの夫は外に愛人がおり、子供がいるものの夫婦仲は険悪であった。
そこでニックは二人を引き合わせ、ギャッツビーとAは再開を心から喜んだ。


ギャッツビーはなんとかAを別れさせ、自分と結婚するようにしたい。しかし昔と今では二人の関係もおかれている環境も異なっているのに、それに気づかずやり直そうとするギャッツビーとAは少しづつすれ違う。
そしてついにギャッツビーはAとAの夫に会い、二人を別れさせようとするが失敗し、Aとギャツビーは不安定な心持のままドライブに行き、Aの夫の愛人を間違って車で轢き殺してしまう。


Aとギャツビーの仲が離れたまま、二人は次の日を迎えた。ニックは落ち込み焦燥するギャツビーを励まし、ギャツビーも元気を取り戻したようだった。しかしAからの連絡はなく、ギャツビーは待ち続ける。しかしギャツビーが間男であり、自分の妻であった愛人をひき殺したと勘違いした死んだ愛人の夫がギャツビーを撃ち殺し、自分も自殺。ギャツビーの死後、彼の密造酒販売なども明るみになり、世間から激しく攻撃され、Aも夫とともに知らぬ顔でバカンスへ旅立った。ニックだけがギャツビーの死を悼んだ。

感想2
華麗なるギャツビー、彼は多くの困難を乗り越えたった一つの願いを叶えようとしたが、その願いに執着するあまり身を滅ぼしたと簡単に纏めることもできるが、そうやって彼の人生を簡単に切り捨ててしまうのはなんかもったいない気がする。

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