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私の彼はエプロン男子②_個人考察Labo#O

【私の彼はエプロン男子〜Dear My Housekeeper〜 考察②】
原題:   당신의 하우스 헬퍼
邦題:  私の彼はエプロン男子〜Dear My Housekeeper〜
英題:  Your House Helper
放送局: KBS2

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以下、ネタバレありです。
この考察は①の続きです。

考察

こんなに気に入った作品だからこそ大ヒットしなかった敗因を分析
平均は3%台といったところだ。(参考①)最低では1.7%となっている。裏でサッカーの大会があったようだがかなり低い。全体的に見ても高くないことは明らかだ。反響を得ることができなかったのだ。

そこで敗因を2つ考えてみた。
1つめはキャスト。キャストのケミは最高。でもどの層をターゲットにしたのか分かりにくい。きっと見るのはソクジンファンと(私のような)アイドル宇宙少女ボナのファンだけだ。ストーリー的には日々頑張る女性(特に働く女性)に響きそうだが、比較的若めで新人みのある女優陣では敬遠されてしまうのではないだろうか。しかし、無名に近いキャストでも成功したドラマはある。となると、やはりストーリーにも問題があると疑わなくてはならない。

そこで導き出したのが2つめ、日常的なストーリーから感動を生むストーリーに昇華できなかった、である。部屋の整理と心や人間関係の整理が連動していく序盤の展開は素敵だ。しかし、実は、後半キムセン周辺の人々(引きずっていた過去の関係者)の重めの小話が次々登場し少し退屈になる。“前に進むための魔法こそが整理だ”理論で終盤も押すべきだった。伝えたいことや序盤の雰囲気から逸脱はしていないが、後半を単なる小話の連続にして各ストーリーを終わらせていっている感が凄かった。このドラマの原作がWebマンガということを考えると、読んだことはないが回収しないといけないサブキャラのストーリーが多くあったとも考えられる。が、最終回に向けて心がジーンとなるような感動が…欲しかった。そしたら視聴者の熱狂にもつながるのではないか。誰かの熱狂が新しい視聴者を呼び、反響を生むと考えた。整理というテーマでささやかな感動にまでもっていく挑戦をしてほしかった。

おわりに

ささやかなドラマはそもそも視聴率をとりにいっているのか。誰か一人でもこのドラマを見て救われたら…そんな願いが込められているかもしれない。しかし、多くの人に届けるという観点から考えると、ちょっぴり豪華なキャストと日常的なストーリーから感動を生むストーリーに昇華できるか、が重要だと考える。だた、整理というテーマ、そして、このドラマの雰囲気を評価したいのが本心だ。実際キャストも弱いが役とはマッチしている。そこで、反響を得るための構成が足りなかったという結論にしたいと思う。

〈参考〉
画像リンク https://kstar.kbs.co.kr/list_view.html?idx=26690
参考① https://namu.wiki の6視聴率

この内容に科学的根拠はございません。

あくまでsisters laboの見解です。ㅎㅎ

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