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子どもの頃に抱いた「将来の夢」

子どもの頃の将来の夢は何だっただろうか?小学校に入る前なら、「〇〇くん(または〇〇ちゃん)と結婚する!」みたいな微笑ましいものや、〇〇屋さんみたいなお店、スポーツ選手やパイロットなど、テレビで見るような仕事を言う子が多いだろう。きっと私もその一人、当時のことは覚えていない。
だが、小学校高学年の頃に抱いた、今でもハッキリと覚えている将来の夢がある。当時、ゲームボーイでポケットモンスターが流行していた。我が家では姉弟で1台の本体を買ってもらい、ソフトも同様に共有していた。その時プレイしたポケモンに大ハマリした。そして迎えるエンディング。ふと私の目に止まった言葉がある。「プログラマー」、きっと私が目指したいのはこれだ。その時から私の将来の夢はプログラマーになった。

中学生になり、進路を考える時期になった。私の夢は変わっていない。工業高校の中で、県内で一番レベルの高いところを希望し、オープンキャンパスにも行った。しかし、中学3年生になり、その夢が揺らぐ。
(高校に入ってから将来の夢が変わってもいいように、無難に普通科に進学した方が汎用性があるのではないか?)
そう考えるようになった。専門的なことであれば大学でも学べる。焦って判断して後戻り出来なくなって後悔するより、判断を保留する方がいいように思えた。私は結局、普通科へ進学した。


私は機械が苦手であり、あの選択が間違っていたとは思っていない。でも、今こうして駄文を綴っているのは、ゲームという形ではないにせよ、「何かを創作し、伝えたい」という想いはあの時から形を変えずに残っているのだと思う。そしてまた今日も私は、noteで短文を綴っていく。