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ウマ娘に飽きてたけどサロメ様の配信を見て救われた

「ウマ娘」への飽きと現状

私は元々ソシャゲの経験がゼロだったのですが、「ウマ娘」は自分が好きなトウカイテイオーが出てくるので2年くらい続けています。
しかし、ここ1年ほどは「ウマ娘」に飽きていました

チャンピオンズミーティングには最低限参加し、ストーリーもテイオー関連以外はスキップしがちです。
気持ち的にはマンネリで面白いと感じる瞬間も減っていると感じています。
かと言ってテイオーとの接点が無くなるのも嫌なので、未練がましくやっている状態でした。

自分が「ウマ娘」を続けている理由は99%くらいテイオーの存在

飽きている理由として最も大きいのは、目標がチャンピオンズミーティングと因子周回に偏っており、各コースの勝ち方がある程度決まっているため工夫する余地が少なく、遊び方の幅が狭く感じることなどが挙げられます。
(「グランドマスターズ」で少しマシになったけど)

サロメ様の「ウマ娘」配信を見た

そんな状態で見たのが、サロメ様(壱百満天原サロメさん)の配信でした。

私は元々サロメ様の配信をよく見ているのですが、その彼女が唐突に「ウマ娘」のガチャ配信を始めました。
そして180連まで星3が出ず、天井してもなおガチャを回そうとしてクレカが止まるというなんともサロメ様らしい結果に。

180連して星3が0。あまりの逆神っぷりにコメント欄も言葉を失う。
配信URLは→ https://www.youtube.com/watch?v=HTH_6NFINmw

その数日後、「お嬢様ウマ娘」ことメジロマックイーンを育成する配信をしていたのですが、新鮮な初見の反応を摂取することになります。

初育成でゲームシステムに右往左往したり、私たちが1万回見た育成ストーリーに新鮮な反応を返したりするのは初心者実況ならではですね。
そして彼女のマックイーンがレースに勝って喜ぶ姿を見ると、自分もかつてそういう時期があったことを思い出しました。

特に良かったのは2枠目で、菊花賞や春天といったマックイーンのシナリオの山場なのもあって見ていて楽しかったです。
そしてURAファイナルで優勝して……
そんなゲーム内の出来事に一喜一憂する姿に自分がウマ娘を始めた頃の新鮮な気持ちを思い出しました。

URAファイナルズの前に育成を止めて皐月賞を見始める一幕も。
「ウマ娘」に触れると競馬に興味を持ってしまうのは全人類共通なのか。

マックイーンの育成をしていた配信のアーカイブも載せておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=xalUV8RJ6vs
https://www.youtube.com/watch?v=CNYwhhdeJ6c

改めて思い返せば。
今ではダラダラと未練がましくやっているだけの私も、最初は信じられないくらいハマっていたのです。
一生ウマ娘だけやって土日が終わったり、気付いたらクレカの履歴にApple Storeが大量に並ぶほどハマっていたのです……

完凸しているSSRサポカ達(シチーとかはすり抜けで完凸に)
最近は概ねハーフ・アニバガチャだけですが、それでも安くはない……

「ウマ娘」の面白さ

初めて「ウマ娘」をやった時、メチャクチャに面白かったんですよね。
Twitterでもいろんな人がやっていましたし、私のように初めてソシャゲに手を出す人も多かったです。
最初は間違いなく「ウマ娘」を面白いと感じていました。

改めて、「ウマ娘」のどういう部分に(私個人の)ハマりポイントがあったのか考えてみると。
大きく分けて、キャラクター設定と3Dモデルの2つがあるかと思います。

①キャラクター設定

歴史上のサラブレッド達をウマ娘というキャラクターとストーリーに落とし込むまでのデザインや設定の巧みさは他の作品とは一線を画しています。
擬人化ジャンルは設定を詰め切れないとその良さが出ないのですが、ウマ娘のキャラクター設定を作っている人たちは本当にサラブレッドが好きなんだという思いが伝わってきます。

それぞれのウマ娘達のキャラクターや物語を知るほど夢中になるようなリアリティがあります

そうしたキャラクター設定があるからこそ、ゲーム内のストーリーに説得力が生まれます。
キャラ毎の育成シナリオも良くできていますし、メインストーリーも良かったですよね。
「シリウス」だと私はブライアン編とスズカ編が好きです。

「おもしれー女」も「正ヒロイン」もできるシリウスの名優

そろそろメインストーリーの更新来ないかな……?

②ゲーム内のモデリング

ゲーム内の3Dモデルも圧倒的なクオリティですよね。

ソシャゲだと制作コストや技術的な問題から立ち絵やSDモデルを使うことが多いですが、ウマ娘ではゲーム内の表現は大部分が3Dモデルを使っています。
メインストーリーだけでなく、育成でも3Dキャラが表情豊かに動いているのを初めて見た時は衝撃を受けました。
スキップモードで破綻しないのも地味ながらすごい。

育成中もキャラが表情豊かに動くおかげでストーリーの没入感が高まります
レースの迫力もキャラクターの3Dモデルがあってこそ (初期のチャンミのスクショ)
ライブも改めて見てみるとすごく楽しい

2021年のCygamesのテックカンファレンス(※)でも紹介されていましたが、ウマ娘のモデリングには高額な資金投入と様々なエンジニアリング面での工夫が施されています。
そうした技術投資のおかげで3Dモデルを中心にしたゲームが実現できているわけです。
(ユーザーはその代償として高額課金を迫られることになるのですが……)

※以下からアーカイブが見れます
https://www.youtube.com/playlist?list=PLSx6MdBnoFbAzBFI-gBTYO0-GowOZx3Nc

キャラクター設定も3Dモデルも最初はものすごく感動していたことなのですが、ルーチンにゲームをしているとなんでも当たり前になってつい忘れてしまうこともありますよね。

自分の初心者時代

実際、自分が「ウマ娘」を始めた頃の気持ちはどんなものだったかを思い出そうと思い、昔書いた文章を引っ張り出してきました。

①「ウマ娘」トウカイテイオーの第一印象

トウカイテイオー、かわいいですよね。
最初は「トウカイテイオーって子どもキャラなのかよ~」って思ってたんですが、ちょろいオタクなのでレースに勝って喜んだり、ダービーで負けてしょんぼりしてるのを見た頃には大好きになってました。

特に負けた時は、「勝たせてあげられなくてごめん……!!」って胸が締め付けられるんですよね。
反面、勝った時はめちゃくちゃ嬉しいし、勝負の一喜一憂が感じられます。
そう思わせるだけのクオリティで、Winning Postで遊んでいた子どもの頃のワクワク感を再び感じられるゲームです。

初めて3日目くらいに書いたのですが、思ったよりウマ娘のトウカイテイオーにズブズブでちょっと怖いですね。
第一印象でネガティブなことを言っているのに結局ズブズブなのがガチな感じするというか……
でも、これくらい好きだという気持ちから始まったんだということを思い出せたのはとても良かったです。

子どもっぽいところもかわいいですよね

②アニメ2期

テイオー好きとしてはやはりアニメ2期は外せないところですが、ゲームを一週間程度やった後に視聴した時の感想文を引っ張ってきました。

最後のテイオーの有馬記念に向けては10~12話をたっぷり使うんですが、その中でテイオーが勝つための想いや約束が積み重なっていく。
マックイーン以外にも、ツインターボ師匠やキタちゃんなど、様々なキャラクターがテイオーの背中を押してくれます。
ここは本当に素晴らしい展開で、擬人化されたウマ娘だからできるストーリーです。

それは、ただ実在馬の歴史をなぞっているわけじゃなく、ウマ娘として新しい物語を作り出しているんだと感じられるシーンでした。
サレブレッドの競争寿命は短いが、ウマ娘達はずっと走ってくれる
「ウマ娘」の素晴らしいと思える部分のもう一つは、時間です。
サラブレッドの競争寿命は3~4年で、人間の時間軸からすると短いと感じてしまいますが、ウマ娘達はその後もずっと走り続けます。

有馬記念の後もテイオーは走り続け、ミホノブルボンもいずれまたレースに出る。
現実には叶わない願いを受け入れる、これこそフィクションの醍醐味でしょう。

ゲーム本編でも、メインストーリーでウィニングチケットが主人公のストーリーが予告されたように、様々な主人公たちが現れてくることでしょう。
キャラクターの数だけ物語が生まれ、その分の願いが叶えられていく、そんな作品になっていると感じました。

こいつ、ハマりすぎだろ……
でも言いたいことはわかります。アニメ2期は最高。
それにしても、過去の自分から時間差でプレゼン攻撃を受けたのは初めての経験なのでビックリしました。

チョロいのでアニメの円盤も持ってる。久々にもう一回見ようかな……

まとめ

初心に帰るというか、「ウマ娘」に初めて触れた頃の気持ちを思い出すのも悪くない体験ですね。
こうしたことを思い出したからといって急に飽きが解消されるほどカンタンな話ではないですが、せっかくなら前向きに遊んだほうが得ですし、そういう意味では過去を振り返るのも良いかもしれないと思いました。
当たり前になってしまったことでも、改めて見直すことでその価値や自分にとっての重要さを思い出すきっかけになります。

ゲーム内でもチャンピオンズミーティング以外のイベントも実装されるようなので、ゲームのアップデートにも期待したいですね。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
私のnoteでは様々な話題を雑多に扱いますが、ゲーム関連の話題も引き続き書いていく予定です。
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