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フレと一緒にFF14に亡命した話

基地外には気をつけよう!

実は私FF14の前に別のオンラインゲームをやっていました。
FF11?ドラクエ10?ぷそ2?韓国ゲー?いやいやそんなものではありません。
名前を出すと多分確実にお前〇〇だろと名前を晒されるレベルの限界集落オンラインゲームをやっていました。
そこは特に治安が悪く、キャラクターの名前に「ク⚪︎ド人は帰れ」とか「不逞賤人」とか思想が強めのイカれた名前のやつが普通にバザーを開いており、自分のことをラインハルトだと思い込んでいるやばいやつが大演説を広場でかましているのにも関わらずここはすごく治安がいいゲームなんだよねーとかガチで宣っている実質サティアンでした。

ストーリーは基本ゴミで金だけ取られてカスな味方の尻拭いのために戦うみたいなしょーもない話ばかり。
私はこの中で半ば騙されてガチめのFCに入ってしまい、「PvPできねえのかよこのカスがよ」とマスターに罵られ、FC所属料として納品物と貴重な装備を作って納めたりクソみたいなことをしていました。
そんななか、出会ったのが絵文字を使ったという理由でFCを追い出された顔文字ニキでした。
顔文字ニキが料理係、私が装備作りでした。
また、優しいやつも世の中いるもので赤ネームがウヨウヨいる中素材を取ってきてくれる冒険者ニキ、マスターに隠れてお駄賃や稼ぎ方、たまにレベル上げ手伝ってくれるおしゃれニキに囲まれて、一日中張り付いているカスニートのマスターとの関係はともかく一部の人とは仲良くやっていました。
そんな中、マスターが友達を連れてやってきました。
それがどかっちゃんでした。

性欲の擬人化

「10代後半の色白でおっぱいがデカくて黒髪で処女で床上手」という存在しない女を追いかける40歳のおっさんでした。
シャウトでおっぱいだのうんちだのを連呼する危険人物で何故BANされないのか謎でした。
もっとも、自分のことをギレンだと思い込んでいるやつもいたので今更ではありましたが。
どうやら限界集落でダンジョン攻略の人手が集まらなかったらしく、このアホを連れてきたようです。
考えてみたら非戦闘員の2人がいる時点でわかりますね。
「あのねー俺ー男のフェロモンってやつが大切だと思ってるからー夏場も絶対風呂場入らないの!」
ヴォエ!オエ!
男のフェロモンってなんだよワキガか?加齢臭か?
しかも聞いてないし。
以下怒涛の独り言。
「製氷工場なのに暑かったから氷に手を突っ込んだら怒られた!」
「今日でかい鼻くそとれた!」
「女のチ⚪︎ビは桃色じゃないと嫌」
「〇〇さんって処女じゃないらしいよ(〇〇さんは子持ち)」
ほかにもいろいろここでは書けないレベルのことも話してました。

「僕このゲーム向いてないかも…」
顔文字ニキが心折れた瞬間でした。

話は変わりますがこのゲームはマスターを含むガチニートが多い集落でした。
ニート四天王が存在しておりマスターもそのうちの1人、あとは差別発言のカスとラインハルトと人力botでした。
この人力botは性格が終わっており、有志で行われているバザーとオークションを荒らしまわるカス野郎でした。
複垢貿易で稼ぎまくったお金を使って有用なアイテムを買い占めるクズで自分が必要ないものでも買い占める承認欲求の塊でした。
〇〇さんすごーいと褒められて天狗になっているタイプのカスでした。
人力botも最初の方は本当に高額なものだけが対象でしたしオークションも最後の数秒で少し盛りつつ吊り上げる程度だったのでまだマシだったのですが途中からそもそも適正価格の数倍の値段でそのまま落札みたいなクソ面白くないオークションに変化していきました。
出す方も金もらったところで買うものが特にないので廃れていくことになりました。

いつのまにか優しかった冒険者ニキもおしゃれニキもログインしなくなっていきました。
それもそのはずで運営がガチャを実装し始めたのです。
ゴミですね。
そんなある日、事件が起きます。
「〇〇の🥭きもちええのお!」
「くっさ♡かびくっさ♡」
「〇〇のチ〇ビ干し葡萄!ペロペロ!」
「いくぞ!〇〇!孕め!」
なぜかどかっちゃんがシャウトで女性配信者に対してとんでもないセクハラというか公開オ〇ニーを始めたのです。
このゲームやめよう。
私はそう思いながらログアウトしました。

リア友に亡命を勧められたのはFF14が紅蓮だった頃でした。
ストーリーもよくできていてゲーム性も札束バトルでもないですし赤ネームに強盗されることもない平和で穏やかな地がそこにはありました。
後に顔文字ニキも呼んで一緒に旅したり手伝ったりしました。
治安がいいってこういうことなんだなと感心しました。

FF14の中でも私がキャラを作ったトンベリは修羅の国として扱われていると知ったのは少し経った後のことでした。

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