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サーキュレーターにこだわり過ぎた結果買ったもの

昨今は1家に1台あるんじゃないかのサーキュレーター。
冷暖房を効率よく撹拌させたり洗濯物を乾かしたりとその活躍は目覚ましい。
各社からも競って多機能のサーキュレーターが毎年新登場してる今、梅雨入りも間近に控え検討している人も多いと思う。
自分も最近凝り始めた多肉・塊根植物のために新しくサーキュレーターを買おうと検索しまくったので、ここで独断ではあるが、サーキュレーターを選ぶ条件を記しておきたい。

独断的こだわりの条件は以下の通り(重要順)

■静音性


環境省の『一般環境騒音の目安について』によると、図書館で感じる音がおよそ40db、美術館で感じる音が50dbというから、30dBではほとんど気にならないレベルと言っていい。
そのため、サーキュレーターの静音性は30dB〜50dBを目安にする。どんなにデザインが良くても、音がうるさいともう論外である。

■DCモーター


静音性にも関係あるが、電気代がACモーターに比べて経済的。機種によっては同じように見えてACとDCの2種類があるのでよく確認すること。

■首振り機能の角度数


大抵のサーキュレーターには上下左右首振り機能がついている。左右は自動だが上下は手動だったり360度自動でクルクル回ったりといろいろだが、実はサーキュレーターに自動首振り機能はいらないという。
理由は首を振ると近くの空気だけが攪拌されるが、遠くまでいかないので循環されなくなるため。空気を循環させる目的で使うのであれば、首振り機能は必要ない。
本来サーキュレーターは、扇風機と違ってパワフルな遠くまで届く風を生み出し、天井や壁をつたって室内に気流を作り出すためのもの。冷暖房効率アップや換気のためにも、首振りはしないほうがいい。
ただ、 360度首振りができるサーキュレーターはさまざまな方向へ風を届けられるため、部屋の隅々にたまった空気をしっかり拡散しやすいとも言われているので、まあ、あっても良い機能ではある。
それよりもここで自分が重要視したのが天井に向かって真上に固定できるかという点。天井にたまった空気を部屋中に押し広げて部屋全体を循環させるために、真上に向けるのは結構重要。あるいは対角線上に部屋の天井の角に斜めに飛ばすといいとも言われている。
左右は50〜80度あればよいが、上下の角度の記載で90度になっているか、そこで留めて使用できるかは確認した方がいい。

■部屋の大きさに合った風力


角度や方向を気にしても、適用畳数や出力ワット数が伴っていないと意味がない。大まかには、ACモーターの30Wでおよそ8畳程度、DCモーターの30Wでおよそ24畳程度が適用畳数という。今どき畳数で言われてもピンと来ないが、18畳は30平米弱。
アイリスオーヤマのPCF-SCC15Tだと風の到達距離は25メートルと解説がある(どの強さで、という表記がないのでたぶんMAXでだろう)部屋の広さより対応畳数が大きめを選ぶとよいらしい。

■コンパクトなサイズ


サイズは20×20センチ前後のコンパクトサイズから扇風機のように大きなサイズまで色々あるが、ただでさえ狭い部屋にそんな大きな存在感はいらない。今はコンパクトで風力も十分なコンパクトなサーキュレーターがたくさんある。
アイリスオーヤマのサーキュレーターアイが幅21×奥行き21cmで、これを使うと他のものがやたら大きく思えてくる。
25×25cm以上になるとかなり大きく感じる。

■カラーとデザイン


実は自分が一番こだわるのがコレ。家電の不思議はなぜか色は白、黒、グレーが中心だが、インテリアに一番馴染むのはブラウン系だと思う。木目であればなお良いがチープに見えないことも大事。これがなかなか少ないのが残念。そもそも真っ白な家電は浮くしチープに見えないだろうか?真っ黒は重いし埃も目立つ。グレーは事務所や工場じゃないんだから。。今回調べたところ、スリーアップ、アイリスオーヤマ、プリズメイト、ドウシシャなどにブラウンがあった。
デザインもできるだけシンプルなものがいい。とにかく存在を主張するものでないので、やたらと高いバルミューダやカドー、ボルネードなどはいらない。

■タイマー機能


自分はそんなに重視しないがあるに越したことはない。タイマーが使えると、時間帯や利用シーンに合わせながら、自動で電源をオン・オフできるので便利。

■掃除のしやすさ


埃がたまりやすいので掃除しやすいかを重視する傾向が最近は多い。簡単に分解して洗えることが条件の人もいるようだが、自分はそんなに重要視はしていない。

■で、何を買ったか?

重視する順に挙げてみたが、今回これらのことを考慮して購入したのは

PRISMATE(プリズメイト)
完全分解式DC 3Dサーキュレーター リモコン付 PR-F087

省エネ・静音設計を実現。約360°の自動首振りに対応し、DCモーター使用で静かに少ない電力で強力な風を生み出す。また、完全分解式で前後のガードと羽根を取り外して丸洗いでき、掃除の手間がかからず、いつも清潔に。

マイナーなメーカーだがレビューを見ても評判はいいし確かに静か。分解掃除をメリットとして全面に出しているけど、重視したのはブラウン色と真上に固定できる角度。妥協したのは大きさ。254×261×360mmというサイズは思ったより大きく感じた。
うちにあったコンパクトなボール型のアイリスオーヤマのサーキュレーターアイPCF-SC15T(PCF-SCC15Tと同じ機能でただしACモーター)に見慣れていたので、届いてから「うっ」と思ったが、そもそもこれより小さいサイズで真上に固定できてブラウン色というのがなかったのでこれはこれで慣れるしかない。
ちなみにドウシシャ Pieria FCX-193D-DWD のダークウッドも条件は満たしていたが、静音性に関するレビューがイマイチ不安だったので後回しに。
静音性が秀逸でコンパクトなアイリスオーヤマあたりがそのうち出してくれないかと期待している

【追記】
プリズメイトを購入した後、真上にも向けられるし360度にもくるくる回るその便利さに感動していたが、その後どうしてもアイリスオータマのサーキュレーターアイが気になって仕方なくなり、もう1台あってもいいんじゃないかとポチったのがコレ。

PCF-SDC15T-EC

このブラックは、濃いブラウンとツートンになっていて、ホワイトウッドと迷ったんだが、ホワイトウッドのベージュ部分がチープに思えて、結果ブラックを選んだ。ブラックは埃が目立ちそうなんだけどね。
届いてみてやっぱり幅約21×奥行約21×高さ約29.4cmというこのコンパクトさなのにこの性能は、他のメーカーにはないと感動。自分ががこだわった真上90度までは向かないにしても、上下左右に同時に首振りもできて、静音性も確かだし、持ってすぐに移動できるし、、、今まで持っていたのがACモーターだったのでこれは売ってしまって、節電のためにもこのDCモーターに!このサーキュレーターアイは1台持っていて損はなし!です。


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