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【8/25 巨人2-0中日】至高の投手戦は悲しい結末に

皆さんこんにちは。ドラスタ | Dragons Stats (@dragons_stats)です。
8/25 巨人戦 [東京ドーム] の分析記事です。

本記事のデータは、主にNPB公式および日刊スポーツ様から集計しています。独自集計のデータがほとんどですので、一部実際の数値とずれている場合があるかもしれませんがご容赦ください。もし見つけたら教えて頂けると助かります。



データ分析

大野雄大のピッチチャート(全投球プロット)

5回途中までパーフェクト、6回までノーヒッター、結果的には7回2失点、今日も素晴らしいピッチングを見せてくれました。7回に坂本に一発を浴びてしまいましたが、これ以上ないぐらいの出来だったと思います。

ストライクゾーン率が62.4%と非常に高く、ゾーン内に力のあるボールをどんどん投げ込んでいくスタイルが良い結果に繋がったと思われます。

大野雄大のピッチチャート(打撃結果)

ストレートでファウルと凡打を量産できていた点が特徴的です。今日はかなり質の良いストレートを投げ込めていたようですね。坂本のホームランも同じくストレートですが、キャッチャーの要求よりも少し内に入ってしまいました。わずかなミスを逃さず捉えた坂本を讃えるべきでしょう。

大野雄大のイニング別ストレート球速

前回登板までと比べると、今日は比較的球速が出ていたようです。数年前と比べるとまだまだではあるものの、これだけファウルと凡打を稼げているので、球速に頼らないピッチングが完成しつつあるのかもしれません。

大野雄大の球種割合

今日はストレートとシュート(ツーシーム)がかなり多かったようです。ストレートに関しては、おそらく調子が良かったために割合を増やしたのかなと思います。また、今日の巨人が6人の右打者をラインナップに並べていたために、ツーシーム多め・カットボール少なめの配球になったと考えられます。

菅野打てなさすぎでしょ

中盤までは明らかに大野の方が完成度が高く、菅野の方が調子が悪い中で投げているように見えました。実際に菅野が投げた7.1イニングの内、4イニングで先頭打者をヒットで出塁させています。にもかかわらず1点も奪えなかったのは、ドラゴンズの無策さと長打力の乏しさが表れています。

菅野だけではありませんが、これだけ同じ投手にやられることが多いというのは、選手一人ひとりの問題ではなく、チームとして(特に首脳陣・データ分析・作戦担当が)怠慢であることを示していると思います。果たしてデータ分析や作戦立案のグループが存在するかは不明ですが。

火曜日からは広島・DeNAを迎えてホーム6連戦です。1試合でも多く面白いゲームが見られることを期待しています。

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