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【4/13 中日5-2阪神】強いチームの集中攻撃が見えた試合

皆さんこんにちは。ドラスタ | Dragons Stats (@dragons_stats)です。
4/13 阪神戦 [バンテリンドーム] の分析記事です。

本記事のデータは、主にNPB公式および日刊スポーツ様から集計しています。独自集計のデータがほとんどですので、一部実際の数値とずれている場合があるかもしれませんがご容赦ください。もし見つけたら教えて頂けると助かります。



データ分析

メヒアのピッチチャート(全投球プロット)

初回フォアボールから失点しましたが、試合全体を通して見るとかなりストライクゾーンにボールが集中しています。ストレートはともかく変化球も高めのボールが多くなっているのは少し修正が必要かもしれませんが、ピッチチャートを見る限り今日もナイスピッチングと言えそうです。

メヒアのピッチチャート(ストレートの打撃結果)

先ほどのピッチチャートで高めに集まっていたストレートですが、打撃結果を見る限り全く心配なさそうです。スイングされたボールのほとんどがファールになっており、ヒットは1本しか打たれていません。メヒアは高めのストレートに力があるタイプのピッチャーだと考えられます。

打撃陣の各種データ

ボール球のスイング率が10%台とかなり低く、空振り率も15%前後なので平均(18~20%)よりも低くなっています。今日の打撃陣はボールの見極めとコンタクトをしっかりできており、良い攻撃ができていたと考えます。

昨年の阪神のような攻撃力

そこまで打ちあぐねていた大竹を攻略した6回、強いチームの「集中攻撃」を見たような気がします。フォアボールやデッドボールを挟みながら「アウトにならない」攻撃を続けた結果の4得点であり、昨年の阪神が得意としていたパターンをそのままやり返しているようなイニングでした。

個人的には高橋周平の打撃成績が上がってきたことも嬉しいポイントです。正直すでに守備だけで現在のチームの好調を支えている存在ではありますが、直近では打撃の調子も上向いてきています。まだゴロになる打球が多いように思いますが、徐々に角度の付いた打球も増えてきています。今後は高橋周平が打撃の調子をできるだけキープして1年間スタメンで出続けられるかがドラゴンズの明暗を分けるような気がしています。

チームとしては引き分けを挟んで6連勝、13試合を戦って8勝3敗とスタートダッシュに成功したと言ってよいでしょう。明日の試合でセ・リーグの各チームと一回り対戦が終了することになります。明日も勝って気持ちよく第2章に入っていきたいですね。

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