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事業再生ヴィンテージリノベーション西宮ハイム完成までのプロジェクト物語02

事業再生ヴィンテージリノベーション西宮ハイム
完成までのプロジェクト物語02


さて、西宮のDragonVintege(事業再生リノベーション)の話を続けよう。
解体工事も終わり、再寸法を当たった結果
若干奥行き寸法が少なかったコトが分かった。

玄関から押して行って
シューズBOX・水廻り(トイレ・洗面・洗濯機パン・バスルーム)・キッチン
クローゼット ・ベッドスペース(机スペースから変更)

20㎡の部屋の中でのレイアウトは
ベストには出来ないのでベターを狙った。

どこの事業再生リノベーションでも小さい部屋であれば
必ず3点ユニットと言って
トイレ・洗面・バスルームが一緒になっているコトが多く
これを切り離すことがミッションとなる。

また、今回のマンションは分譲ではあったが単身タイプなので
ベランダに洗濯機置き場があった。
30年以上前の作品だから、これも致し方ない。

しかし、これからの入居者を募るのに
・水廻り3点ユニット
・ベランダの洗濯機置き場

ここに魔法をかける必要があった。
そこでまず水廻りには脱衣所を設けて
トイレ・洗面所・洗濯機置き場が置ける
ブースを創り、バスルームをそこから入れるようにした。


これで3点ユニットのばらしと洗濯機置き場の確保ができた。
次にシューズBOXはコンクリートの躯体でできたスペース
を利用するしか無かったので寸法はいじれない。

そして、キッチンの寸法だが
・年収300万の時代
・リモートワークも増えて行く時代
となっていくので

新しい賃貸の住み方のキーワードとしては
『自炊ができるキッチン』は譲れないだろう。

そしてベッドスペースはすこし余裕をもって創りたい。
そうなるとクローゼット(収納スペース)を簡易なものにして
全体最適化、ベターなレイアウトとした。
一方向に全部並べたので
反対側の壁面に関しては単身者タイプなので

イケヤやニトリなどで整理棚ひとつ買えば
快適な暮らしができると思い
少しだけクローゼット(収納スペース)の寸法をいじった。

そしてこのようなレイアウトをオーナーと
共に意見を擦り合わせていった。


さて次は
ターゲット 誰に住んでもらって
コンセプト どんな生活をしてもらいたいか

を考えデザインを決める作業となる。

つづく

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