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アパートメントと看板について

1枚の写真02

アパートメントと看板について

古いアパートメントでよく見かけるのが
空室募集の看板と、空室募集のノボリだ。

何も関係ない人たちは
「ここのアパートは空いてるんだ」と
何となく見過ごしてしまう。

しかし、このアパートを所有している家族は
「あなたがアパートを建てようと言ったのよ」
「しょうがないじゃないか。建てれば入ると言われたんだから」

そのあとは無言の夕げの時間を過ごしているんじゃないか?
そう、あのはためく空室対策のノボリは
家族の悲鳴なのだ。

それどころか、その空いてるアパートメントの外壁には
何も関係がないような
いろいろな色をした管理看板が付いていることが多い。

〇イブル
〇ンチュリー21
〇パマンショップ
地元密着〇〇不動産

見るからに数社の管理看板がついてるアパートメントは
かなり空室で苦しむ、人気がないアパートだと思われる。
一体、このアパートメントは誰のために建てたのか?

プリマルーチェ久里浜は新しく完成し引き渡したアパートメントだ。
ターゲット(ペルソナ)は25歳〜45歳の働き盛りの女性。
そして猫にも優しい女性。

コンセプトは、働く女性を心から応援するアパートメント
Re・Start
海街ではじまる 猫と私の物語

このコンセプト(テーマ)はいつものように
みんなでZOOM情報発信会議を経て考え出したモノだ。

さて、次の一手となる
このコンセプトをどのように情報発信しようか?
議題のひとつとして
外構部分にポスター看板を立ててQRコードを作り
オーナーのホームページに入ってもらおうという意見が賛成多数となった。

では、誰にやってもらおうか?
そんなことを考えながらZOOM会議は終わった。

後日、ジュンペイが初めて
自主管理サポートサービスのご依頼を頂いた
「吉祥寺カリス」に住む女性がイラストを書くのが好きだとの情報が入ってきた。
仲間の誰かが入居者さんと繋がっていることはやはり大切な事だと痛感した。

ジュンペイに
声かけしてもらうとその入居者さんは大変喜んで引き受けてくれたようだ。
また、あらたなソウル電波が繋がるのだった。

プリマ・猫・海のイメージは
プリマの2階から海を見ながら猫を撫でて
リモートワークをする女性入居者
そんな思いが僕の中にはあった。

しかし、このカリスの女神さまはそれを上回る行動にでた‼

自らフランスに出向き
建物や猫の写真を撮り僕らにも送ってくれた。
なにかヨーロッパで最高のソウル電波に繋がりたかったのだろう。
その結果期待を上回るイメージポスターが完成したのだ。感謝


そんなプリマルーチェ久里浜ですが
仲間たちの連携プレーもあり、残り2室までとなった。
多分、満室になるのは時間の問題だと思っている。
仲間たちに感謝

最後に
アパートに付ける看板は
アパートメントオーナー家族の叫び声でもなく
不動産業者の宣伝合戦でもない。

そのアパートを通りかかった入居者予備軍の人たちが
もっともっとこのアパートメントの情報を知りたいと思い

そのアパートメントの前に立ち、ポスターを見てQRコードから
オーナー自らが創るホームページに入り

見て、見て、見る

その後オーナーのホームページに入居者予備軍の人たちからの連絡が入る。
新しいコミュニケーションのカタチだ。

これが僕の思う
空室対策だったり
ウェイティング対策(空き待ちリスト)が生まれる流れだと思っている。
それではまた1枚の写真を楽しみに…

出逢えたコトに感謝して
笑顔同封石川龍明(横濱Dragon)


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