戦わなくてはならない時は命なんか捨てて戦うのが男
そりゃあ、命も欲しいよ。
もっと美味しいもの食べたいし、惰眠を貪りたいよ。
カワイイ女の子とエッチもしたいよ。
気の合う人たちに囲まれ、平和に、穏やかに、喜びに満ち溢れた気持ちで生きていたいよ俺だって。
動物だって虫だって、俺が殺そうと思って捕まえようとすると、必死の力と必死の心で逃げる。
生きるためにね。
やったことある人は知ってると思うけど、ホント、ものすごい力で逃げようとするよ。
生きるっていう本能がむき出しだからね。
ただ、そういう本能に逆らう力も人間は持ってるんだよ。
命をかけて立ち向かう。
そう。戦うんだよ。
戦わざるを得ない時ってのはあるんだよ。
そこで戦わなかったら、生きるって事の本質を捨てるっていう事でしょ。
命欲しいから土下座したらいいのかって問題だよ。
それは男の死だ。
男は生存本能のためではなく、名誉のため、そして自分以外の何ものかのために命投げだすことが本分だろ。
最後、土壇場になって、己の欲望なんかブッチ切ってポーンと命を投げ出すような人間に俺はなりたいよ。
ならなければならないよ。
それが男じゃないか。
俺が今作ってる『ドラゴン魂』はそういう気持ちも入ってるんだよ!
この本は単なる武道雑誌や格闘技雑誌ではない。
今を生きる男が、どうやったら男として生きられるかを血みどろになりながら模索する運動体の記録だ!
格闘技や武道やって技術磨くのもいいよ。
試合とか出て選手権目指したりとかさ。
ただ、それは「たかが予行演習じゃないか」という自戒の下にやらなくては、いざ、命を真空地帯に置いてるような奴に出くわした時、そんな格闘技術なんてものの役に立たないんじゃないか。
小さいところで乳繰り合ってんじゃないよ!もっと大きなものを目指して命燃焼させようよ!
どうせ遅かれ早かれ死ぬんだぞ!
一泡噴かせてやれよ、この世に。
ブッ飛ばすぞ!
そういう気持ちで今編集してますよ!
先週は家に帰って寝たの1回です。
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