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フィジカルテストをする理由

私の職場では数多くのスポーツチームと契約をしているのですが、その中には年に2回程度フィジカルテストをするチームが複数あります。主にはバスケットボールチームです。どんな測定をするかはこちらの記事をどうぞ↓


フィジカルテストをする理由

私たちの行っているテストは10年以上の測定データの蓄積から割り出された独自のものになります。

そのフィジカルテストでは競技特性を考慮した体組成・柔軟性・パワー・敏捷性・筋持久力そして無酸素性持久力の6要素10種目を測定し得点化しています。
主な理由としては選手の身体能力の現状把握を客観的数値から知ることができます。測定で得られたデータはその選手の能力を自分自身でも知ることができ、ストロングポイントやウィークポイントなどを把握し今後のモチベーションに効果があると考えています。

また測定結果から日頃のトレーニングの成果がみられます。簡単に言うと、この測定項目は基礎体力のテストでもあるので、このテストで向上がなければ、そのトレーニング計画・選択が間違っていたことに繋がります。更にこの結果から今後のトレーニング目標を再設定出来、計画を立てて、実施することが出来ます。このようなサイクルを繰り返すことにより、個人・チームの競技力向上にも繋がります。

この10種目、得意不得意が出てくることがあります。例えば柔軟性は9点だったけど、垂直跳びでは3点だったということも。これって身体の柔らかさはあるけれど、筋力や身体をうまく使う能力が劣っているということにも繋がります。同じようにメディスンボール投げで4点だったのに腕立て伏せでは9点だったということも。これも同様に筋力は備わっているけれど、投げるという動作に対しての能力が劣っていることに繋がります。なのでバスケのパスが遠く届かないからといって筋力ばかりをつけても意味がないということに直結されます。

10種目のそれぞれの点数が高い選手は能力が高いともいえます。以前、スタートの5人がテストの上位5人だったということもありました。

このように測定データを紐解くと伸び代たくさんのフィードバックができます。

選手に何が良かったのか、何が足りないのかを伝え、それを向上・改善するヒントを与えその上でトレーニングをすることが大切になってきます。

ほとんどの競技はチームスポーツですが、個人の集まりなわけです。なので個人の能力を上げることが底上げにも繋がるので、このようなフィジカルテストをするのはとても意味があると思っています。

①選手の現状を客観的数値で把握できる
②日頃のトレーニングの成果がわかる
③トレーニングの見直しができる
④選手のメリットデメリットがわかり、モチベーションアップに繋がる

フィジカルテストを行うことで、これらのモノが得られると思います。

ご興味ある方は上記のnoteからお問い合わせください!


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