ジャンヌ同盟

　アニメーションと出会って、もう25年になりますか？

　私の本音としては、とっくの昔に終わった出来事のアニメというジャンルを、30代半ば過ぎに再び思い出させてくれたのも、またアニメだったことは……、人生の不可思議さを感じざるを得ません。

　私にとってのアニメーションは、20年前に亡くなった友人との思い出が大半です。

　その思い出を、とっくの昔に置いてきたはずだったのだけれど、「あのアニメ達」に出会わなければ……見なければ、今こんなに過去を思うこともなかったことは確かだったのです。

　過去記事にも書き残した『チーム佐倉』の伝説が、とても懐かしい――

　いろんな思い出と、いろんな発見と、そしていろんな苦労と涙を、また、こうしてアニメーションと共に体験することになるなんて、夢にも思わなかった。
　正直、私は楽しいこともあり、辛かったときもありました。

　それも、もうこれくらいでいいでしょう――

　この数年間、いろんなアニメーション制作会社と出会いました。
　次世代のアニメーション制作会社と出会うことができたのは、とても幸せでした。
　私のことを幼い頃から知っているアニメーション制作会社にも、励まされました。
　私はとても幸せだったのでしょうね。
　こうして、ラノベを書くことをライフワークにすることができたのも、アニメーションと出会ったからでしょう。

　先月、無事に『新子友花』と『リヴァイア』の初回最終話を書き残すことができて、私は一安心しています。
　もちろん、まだまだラノベは連載し続けていきますけれど、私が書きたかった内容は、ほぼすべてを書くことができました。
　これでも、少なからず応援してくれている読者がいることは感謝です。

　私は最後に、私達の『絆』を残そうと思いました。

『ジャンヌ同盟』です。

　私のラノベ『新子友花』にはジャンヌ・ダルクが登場します。
　私は『ジャンヌ』の名前に集うアニメーション制作会社と、次世代アニメーション時代の友達でありたいと思います。

　同盟に加入する方法は、とても簡単です！

　登場人物に――『ジャンヌ』という名前のキャラクターがいればいいだけです。

　もしかしたら、出版社の原作に『ジャンヌ』が登場するかもしれません。
　その原作をアニメ化したら、そのアニメ会社は自動的に同盟加入となります。
　ちなみに、加入するメリットは……ほとんどないかもしれません。
　サークルのようなものだと思っておいてほしいです。

　私のラノベ――メイン小説『新子友花』を、『ジャンヌ』というキーワードで人気を得たい……という気持ちも、強いことは確かでしょうね。
　けれど、本当はあなた達――アニメーション制作会社が、一番よく理解しているのではないでしょうか？

　それは、私との『絆』の表現をです。

　今現在、同盟に加入しているアニメーション制作会社は少ないです。
　その筆頭は『ボンズ』です。
　いつも、私の創設するチームの筆頭を受け持ってくれて、とても感謝しています。
　あとは、『ジャンヌ・ダルク』が登場するアニメーションをネットで検索してもらえれば、わかると思います。

　そもそも、『ジャンヌ』とはフランスの一般的な女性の名前なので、いくつもの映画にも登場しているジャンヌさんですから、同盟加入はそんなに難しくはないのだと思います。

　私はかつて、『アニメの先生』を名乗ってアニメーション制作会社たちと深く関係してきましたけれど、それももう十分だと思っています。

　だから、こうして『ジャンヌ同盟』というサークルをこの世界に残して、これからの私は疎遠になっていくことを決めたのです。

　この同盟を、どうか私の分身だと思ってほしいですよ。

　でも、私はシルバーリンク.に「本当にありがとう！！」という気持ちが正直ですね！！

　すべてのアニメーション制作会社に、結束と繁栄を願っています。
　私からのプレゼントを、どうか受け取ってください。

　本当に出会えてよかったです。