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島めぐり。

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5年前に故郷の奄美大島に戻ってきた。大嫌いだったこの島を、あらためて隅々まで見て回って訪ねて感じることにした。これまでFacebookに投稿してきた記事の再編集になります。202…
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2021年1月の記事一覧

ブイジュ牧師の墓 @32

1903年、フランスからひとりの宣教師が奄美大島に上陸した。 瀬留の教会を中心に司牧活動をす…

泉 順義
3年前
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赤尾木の無線塔 @31

3基あるはずだ。 赤尾木の国道沿いから右手の原野を見ると、ひときわ高いコンクリート造りの…

泉 順義
3年前
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ケンムンを探す旅 2 @30 2017.10.27 ~ 10.30

カケロマ日記 ⑨ 3日目 10:00 嘉入 台風は昨日がピークだったようだ。雨も風も今日はそんな…

泉 順義
3年前
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ケンムンを探す旅 @29 2017.10.27 ~ 10.30

Facebook に投稿した「カケロマ日記」を、なるべく忠実に再現したいと思います。なのでところ…

泉 順義
3年前
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隠し階段の都市伝説を検証してみた @28

「アランガチの滝には隠し階段があり、その階段を登りつめると滝の真上にいくことができる」と…

泉 順義
3年前
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和光園の火葬場跡と旧納骨堂 @27

日本国内にハンセン病の療養所が13ヶ所ある。その中のひとつが奄美大島の和光園だ。 山の裾野…

泉 順義
3年前
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伊須の水源地 @26

1771年(明和8年)、1艘のオランダ船が伊須の浜に漂着した。上陸したオランダ人たちは山から切りとった木で浜に小屋を建てて住みつき、地元の人々が近づくと発砲して威嚇した。そして、一月後に彼らは伊須から出ていった。 同じ頃、ハンガリーの革命家ベニョフスキーは捕虜となったロシアから脱出して伊須に流れついた。「はんべん五郎」になった彼は地元の人々に歓迎されもてなされた。本名は「フォン・ベニョフスキー」だが、発音やスペルの間違いから、フォン・ベンゴウスキー → フォンベンゴロウ →

篠穂の滝(の見える丘)へ @25

奄美大島で秘境の滝というとタンギョの滝があるが、もうひとつ秘境中の秘境の滝がある。それが…

泉 順義
3年前
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オキナワウラジロガシ @24

大和浜集落の後ろに滝川山(たきのこやま)という神山が聳えている。戦後の混乱期に周囲の山の…

泉 順義
3年前
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サキシマスオウノキ @23

巨大なサキシマスオウノキが油井にあるとの情報を入手。さっそく捜索に行ってきた。奄美大島が…

泉 順義
3年前
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タンギョの滝 @22

公式には九州一の落差の滝は佐賀県の「見帰りの滝」だが、実はこれを上回る滝が奄美に存在する…

泉 順義
3年前
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