伊須の水源地 @26
1771年(明和8年)、1艘のオランダ船が伊須の浜に漂着した。上陸したオランダ人たちは山から切りとった木で浜に小屋を建てて住みつき、地元の人々が近づくと発砲して威嚇した。そして、一月後に彼らは伊須から出ていった。
同じ頃、ハンガリーの革命家ベニョフスキーは捕虜となったロシアから脱出して伊須に流れついた。「はんべん五郎」になった彼は地元の人々に歓迎されもてなされた。本名は「フォン・ベニョフスキー」だが、発音やスペルの間違いから、フォン・ベンゴウスキー → フォンベンゴロウ →