後醍醐通信

ヨーロッパ旅行中の後醍醐先生からメールを頂きました。先生の許可を得て転載いたします。

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極道学園シリーズは一章800文字から900文字くらいですかね。1000文字を超えることもあります。

1000 文字というと400字詰めの原稿用紙二枚ちょっとですね。数分で読める分量だと思います。なぜ原稿用紙が400字になったかというと昔、夏目漱石や森鴎外などが上質な紙を用いて業者に作らせた400字詰めの、特注の原稿用紙を常用していたからです。なぜ彼らが一枚の原稿用紙を400字にしたか。それは謎です。

おそらく一枚300文字にするとマス目が大きくなる、500文字にすると小さくなる。400文字がちょうど良いサイズだったんじゃないですか。そのように想像しています。あんまりマス目が小さいと字が書きにくいですからね。

時代は変わりパソコンを用いて作品を書く作家が増えました。でもいまだに手書きにこだわる作家もいるようですね。村上春樹はどうか。確か、マッキントッシュを使って書いていると聞いたことがあります。

僕はタブレットを用いて書いています。高校生の頃はノートに書いてましたね。それをみんなが回し読みするわけです。僕が小説を書いて誰かに渡すと、それを読んだ同級生がゲラゲラ笑って横の奴に回すんです。そいつもゲラゲラ笑い、次に。。と。このライブ感、けっこう病み付きになるんですよ。(笑)

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