【資格】コロナ下や不況でも食いっぱぐれない資格とは?
不況やコロナに負けない資格
医師は好景気の時も給料は一定です。
ボーナスとか、夢のまた夢。
昨今の株価暴落の前の、登り調子の時、物価は上昇するのに医者の友達は給与が上がらないと嘆いていました。
たしかに好景気の時は、医師の資格は物足りなく感じるのかもしれません。
一方、医師の資格のメリットを強く感じるのは世の中が暗い時です。
コロナのとき、多くの高校の友達は
リモートワークになったり、会社が休業したり。とても不安な世の中を過ごしたと思います。
一方、医師はいつも通り勤務。
未知の脅威だったコロナを診察するというストレスはあるものの、外にも出られましたし、
職場のひととも話せましたし、仕事はなくなりませんでした。
(むしろ需要は増えた)
不況の時も
美容などの自費診療は控えるかも知れませんが
保険の普通の診療は患者さんが減ることはありません。
世の中のアップダウンがここ最近は激しかったので、
医師、看護師、薬剤師など、医療に関わる仕事は世の中の経済の影響を受けにくいと強く感じました。
医者はお金持ちか否か?
勤務医だと、年齢が上がってもそんなに給与はあがりません。
一流企業のサラリーマンの役職の40-50代の方が、福利厚生もしっかりしており多くのお給料を得られると思います。
また医師は、超高所得を狙う方には向かない職業だと思います。
なぜなら1人の医者が見れる患者の数も限界がある、保険で一定の料金の相場が決まっています。
コストとして医者の給与にさける割合も、限界があるのでしょう。
医者で超高所得を狙いたい場合には、クリニックを複数経営するとか、ドラゴン細井先生のように塾を経営するなど、経営者側に回らないと難しいと思います。
これは、医者だけでなくサラリーマンでも同じです。
資本主義の社会では、資本家側にお金がまわるようになっているのです。
(ここら辺の、業界によって所得が決まる、資本家が儲かる仕組みというお話は、私の大好きなビジネスマンの森岡毅先生の本に書いてあります。下の豆知識参照)
そうはいっても医者は、生活の心配はないなか働けて、人に感謝されやすい仕事です。
仕事について給与より、やりがいを重視する方には医師の仕事は良いと思います。
医者の親は、医者なのか?
私が医師免許をとった経緯を話します。
私が医学部に行こうと思ったのは高2になってからです。
それまでは、ずっと建築学科に行きたくて、数学や物理の勉強を頑張ってました。
うちの家系はサラリーマン一家で、医療者が親類にいるわけではなかったです。私の中で、医者は特別な人が行くところで、自分の中に選択肢として微塵もありませんでした。
そんな中、祖母が病気になり入院するようになりました。両親に医学部も受けることを勧められました。
今から思うと、資格があると将来子育て後なども再就職しやすかったり安定した職についてほしいという親の希望があったのでしょう。
その時はそのメリットもよくわかりませんでしたが、
医学部を受けていいとの許可が出たし、入院中の祖母の見舞いに行く中で医師の仕事にも興味を持ったので、
一応受けてみることにしました。
もともと行きたかった建築学科と医学部の何個か受けて
建築で有名な大学と医学部が運良く受かりました。
たまたま問題の相性が良かったのだと思います。
建築士か医師か。。。
本能として好きなのは建築です。
食いっぱぐれないのは医師。
悩んだ結果医学部に入りました。
(入ってからの方が大変なのはつゆ知らず!)
入ってみると、サラリーマンの子と医者の子は半々くらいでした。(これは大学にもよると思います)
医学部興味あるけど、うちは医者じゃないし、、、と躊躇している方!
私のように、受けてから考えるというのでも良いかもですよ。
将来の夢は、複数あってもいいと思うのです。
その中で、ご縁があった業界で頑張ることが、よっぽど大事です。
建築と今の形成外科の仕事は似ているところもあり、、、
そのお話はまた今度。
⚪︎豆知識
落ち込んでいたUSJをV字回復させたマーケターで有名な森岡毅さんの本を紹介します。
複数の本を読みましたがその中で、
『苦しかったときの話をしようか』
は、とても印象に残りました。
この本は、就職活動を迎えたこどもたちに向けて、
仕事を選ぶ上で重要なポイントについて語りかけています。
職能を重視することが、幸せに働くことに繋がる。
自分の強みを見つけることこそ、就職活動までの人生で重要なことと感じました。
お心遣いありがとうございます。いただいたサポートは医学の勉強や情報収集といった活動資金にあて、より充実した記事の作成に役立てていきます!