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プログラミング学習を始めて1年経ったので、この1年間を振り返ることにした。

怒涛の1年間を振り返ってみる

「自分のテクノロジーの使い手になりたい」そう思い立ったのが、昨年の2020/11/2。自分の40歳の誕生日の丁度7ヶ月前でした。

その前から、プログラミングには興味があり本やオンラインの学習サイトなどをやってみたのですが中々続けられず、途中で辞めてしまうを繰り返していました。

プログラミングスキルという、その当時の僕には念能力に近いスキルを手に入れるために、「40歳を迎えるまでは、絶対に諦めない。もし諦めた場合は、今後一切プログラミングには手を出さない」という制約と誓約をたて、後述するProtoOutStudioというブートキャンプに昨年に11/20に飛び込みました。

その結果…

Qiitaの記事を28本投稿(最高LGTM 122)

VR Surfing "In The GreenRoom" iPhone AppのTest Flight作成

Unity Roomに共同開発を含め4本ゲームを投稿

などのプログラミング関連の制作物を作成することができました。

特に、Unityというゲームエンジンをそれなりに使えるようになったのはこの1年間で最も大きな収穫であり、念能力の獲得に他なりません。

この念能力を獲得するまでの1年間を自己満足(これが第一理由)と僕と同じようにプログラミング学習を行いながら挫折を繰り返している方のためにまとめようと思います。

プログラミング学習の挫折を繰り返していた自分

自己紹介ですが、私は都内で整形外科のクリニックと病院を経営している医師です。前述のようにプログラミング学習に取り組んでは失敗を繰り返し、その度に「時間がないから」という逃げの理由を立てていた情けない人間です。

詳しくは、お時間のある時にこちらの記事をお読みください。

ProtoOutStudioというブートキャンプに参加(12~1月)

逃げちゃダメだ…。」ということで、強制的に逃げられない環境を作ろうと思い、飛び込んだのがProtoOutStudio

当時僕が入学した時は、通常の6ヶ月のコースを約3ヶ月で行うというものでした。そしてこのProtoOutStudioの特徴はプログラミング学習を行うことが目的ではなく、制作物作成(OutPut)することを目的としていることでした。

2ヶ月間のプログラミング学習期間の後に、制作物を作り込む1ヶ月間。

しかも、2ヶ月間のプログラミング学習期間中も、毎週何かしらの制作物を作り続けるという過酷なものでした。

正直、週に1回は貫徹で制作物を作り続けました。しかし、負荷をかける時期があったからこそ、その後の制作し続けるマインドセットができたと思います。

この点についてはこちらの記事にもまとめましたので、お時間ある時にお読みください。

最終的には、CampFireというクラウドファンディングで自分のプロダクトが皆さんに高評価をいただくことができました。

G's Academyという起業家養成部隊に入隊(2~7月)

その後に、自分のブロダクトを実際の形にすべく飛び込んだのが、G's Academy

ここの目的は「世界を変えるギークになる」こと。

ここに入隊することで、自分の作成したプロダクトのプロトタイプを実際の製品として世の中に広めるための道を学ぶためでした。

ここには、自分の持っているアイデアを世の中に生み出したいという野心に溢れた方が多くいらっしゃいました。

そして、最終的な制作発表会であるGlobal Geek Auditionという場で第2位という結果をいただくことができました。

G's Academyに参加し、制作したブロダクトが持つ熱量をどうやって人に伝えていくかについて常に悩むことができました。

スタジオしまづというゲーム作りの戦場に参戦(8月~現在)

これまでの約7ヶ月で自分はVRやARという環境に非常に興味があるということに気づき、その環境を自分で今後やっていくにはUnityというゲームエンジンについてのスキルを高めていく必要があるということに気づきました。

そこで、次は常に何かを制作しながら走り続ける環境が欲しいと考え、スタジオしまづという、Unityゲーム開発の戦場に飛び込むことにしました。

現在、ここで自分のUnityの自分のスキルを高めつつ、月に1~2回Unityの制作物を作り続けています。

やはり、何かしらを作り続けていく環境を用意していくことが大切なんだなと再確認しています。

自らプログラミングスクール「もいせん」を開講

そして、「僕のようにプログラミング学習をしたいけど、何度も挫折してしまっている方も世の中には多いのでないか」と考え、自分のフィールドが医療であることから「医療者向けプログラミングスクールものづくり医療センター(通称もいせん)」を開講することにしました。

2021年11月現在、もいせんで学んでいるor学んだ医療者が20名以上いらっしゃり、少しづつですがプログラミングスキルという念能力を手に入れた医療者を医療現場に輩出しています。

このような方々が、医療現場からテクノロジーによる革命を起こしてくれると信じています。

その他色々やったけど、結局、”医療”が自分の時中

その他、クリニックや病院の経営以外にもカフェの経営などを行いましたが、やはり自分が好きで得意なことは「医療」であり、この医療を中心にこの1年間で得たプログラミングスキルを使って、より良いものを患者様に提供できる環境を作って行きたいと考えています。

やり続ける環境をどうやって作るか

最後にもう一つ。

大切なことは、「やり続ける環境を作ること」だと思います。

初めは辛いかもしれませんが、強制的に(外因的に)やり続ける環境を用意することが、その後の自発的に(内因的に)やり続ける環境を用意することにつながると思います。

まずは半年間、強制的に(外因的に)やり続ける環境を作りましょう。

結局これが、何か新しいスキルを手に入れるには一番の良い方法なのではないかと思う今日この頃です。

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