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親のアドバイスがクソバイスだった件

こんにちは!

親が子供のためを思っていろいろとアドバイスすることがあると思うのですが、今回はアドバイスのつもりが実はクソバイス(=ありがた迷惑)になってしまった我が家の例について書こうと思います。

30代の私と60代になった親の間に起こったちょっとした出来事ですが、もっと若い親御さんとお子さんにもきっと思い当たるところがあると思います。

さて、私はいまアメリカで研究者として働いているのですが、近くに日本に戻って働く予定があります。

それを親に話したら、保険に入れと言われました。

がん保険と生命保険があるからそれに入った方がいいと、まるで保険の営業マン並みの熱意で勧めてきます。

でも、私はあまり必要に感じないので、いらないよと言いました。するとあからさまに不満そうな顔をしてきます。

どうしても私を保険に入れたいようです。

必要のないアドバイスをしておいて、それが通らないと不機嫌になる。きっと親は善意でアドバイスをしたつもりなので、それを拒絶されたのが不満なのでしょう。

しかし、たとえ善意であったとしても、その裏には子供を保険に入らせることで自分の不安をコントロールしたいという深層心理があるのだと思います。

子供の将来に何かあったら大変だ。この不安をコントロールしなければ。そのためには、子供にこれをさせて、あれをさせて・・・

でも、これってキリがないんです。一つ不安を無くしても、また一つ新しい不安が出てきます。なので、どこかで止めないと親は無限に口を出し続けるコントロール狂になってしまいます。

もっと若い親御さんでも、子供の将来のためだと思って色々とコントロールしたい場面があると思うのですが、基本的には強制はしないでほしいです。

そんなことお前に言われなくても分かってるよ。

ということなら良いのですが、できれば選択肢を出して、選択できるだけの知識を与えて、あとは子供に選ばせてあげてほしいです。どんなに子供が若くてもです。

保険でもなんでも、この世の選択のほとんどには「正解」というものはありません。学校のテストとは違って、自分が納得した選択肢が「正解」です。

それで失敗しても、自分で選んだ道なら納得できます。親に言われて失敗したら納得なんで1ミリもできないし、最悪恨まれて終わりです。

なので、親は子供にアドバイスをするのは良いのですが、くれぐれも何をするかは子供に選ばせてあげてください。そうでないと、そのアドバイスはコントロール狂によるクソバイスになってしまうかもしれません。

くれぐれもどうかお気をつけを。

今回は以上です。お読みいただきありがとうございました!



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