さくら、メック講師やめるってよ
ご挨拶
タイトルの通りですが、私「佐倉」は2024年2月29日をもって株式会社メックとの講師契約を終了し、メック講師を辞めることとなりました。
メック講師となり7年間、メック名古屋校を中心として、個人指導・グループ講義・大学講義・ビデオ講義など多くの形で皆様に関わってこれたことを嬉しく思います。未熟・未完成な部分も多々あったかと思いますが、私の講義がほんの少しでも皆様のお力になれていれば嬉しく思います。
経緯
なぜこのような決断をしたのかということを述べていこうと思います。私が今回講師を離れる決意をした経緯ですが…
ゾロがそういうならそうなのでしょう!ということでこの話は止めっ!剣士の覚悟を無駄にするわけにはいきません(`・ω・´)
…という冗談だけで終わらせてもよいのですが、自分のなかの区切りということも含めて、簡単にぐらいは説明させていただければと思います。大きくは2つ、ひとつは『自身のキャリア形成について考えたこと』、もうひとつは『メックとの関係性を一度見直すべきだと感じたこと』です。
(以下は自己満足のために書いてます。)
1.キャリア形成について
何度かTwitter (現 X ) に投稿していますが、私は今年(というか実は本日)医学博士を授与されます。専門は医療データ解析です(Python大好き💛)。博士号は研究者としての「普通自動車免許」と(ネットでは)言われたりしますが、つまり研究者としてのスタート地点にたどり着いたということを意味します。(うつでのドロップアウトも経験し、一度はあきらめた夢だったので本当に本当にうれしいのです)
研究者として今後生きていけるのか、結果を残せるのか、当然確定的なことは言えませんが、私は自身のキャリアとして研究へのエフォート割合を高く保ちたいと考えています。そのためのキャリア形成の第一歩として、来年から新たなチャレンジも開始していきます。
そのことを考えると、メック講師としての業務量をこれまで通りに継続することは困難であると判断した次第です。これが一点目。
2.メックとの関係性について
先に述べましたが、私はメック講師としてメックに7年間携わってきました。医学教育に携わりたいという強い想いがあるだけの、未熟な私を受け入れて下さり、多くの活動の機会を与えていただいたメックには心より感謝しております。
しかし関わる時間が長くなったことで、正直なところ甘えのような部分が生じてきたようにも感じていました。メックが私に甘えていると感じる部分があり、またおそらく逆も然りで、私がメックに甘えている部分もできていたのではないかと思います。
ビジネスにおける健全な関係性をつくるという点において、この互いに有する甘え的な部分が邪魔をしているように感じたのです。そしてこれを一度リセットすべきだという判断に至りました。これが二点目です。
勘違いしないでいただきたいのですが、別にメックが悪いとか、私が悪いとか、そういう話ではないです。こういう話があるとたいてい「一方が悪、他方が正義」的な風潮になりがちですが、それはものの見方が未熟です。
一方の言い分だけ聞いても判断はできません。そしてこういうのは好き勝手情報発信できる個人の方がお涙頂戴しやすいわけです(´;ω;`)オヨヨォ
今回のことで、私がメックの良さを否定するわけではありません。いいところもある、わるいところもある。それはどんな企業だって同じです。100か0かみたいなものの見方はよくない!
医学教育的な今後について
1.試験対策について
ひとつの趣味としてなにかしら継続していきたいなとは思ってます。テキスト作成とかね~。が、時間あるんかな?ないかな(/・ω・)/?
現在の国家試験対策という意味でいえば、どこが要点なのかということをすべて把握している(と自負している)ので、忘れないようになにかしら形にしたいなぁとは思ってるんですが、そんなに暇じゃない気もしてる。
そういうの一緒にやりたいねっていう稀有な方、もしいたら連絡待ってま~す✌(*'ω'*)✌
2.研究活動について
こっちは死ぬほどバリバリやる予定です!自分でいうのもなんですが、卒前医学教育に関しての論理的な解釈力、データ分析能力・解釈力は、少なくとも日本ではダントツでトップだと思ってます(`・ω・´)
この前特許取った試験問題の自動作成技術含めて、おそらくこの界隈では僕しかもっていないであろう特殊技術が3つあるので、ここらへんをひたすら論文化していきたいっ
共同研究興味ある方、もしいたら連絡待ってま~す✌(*'ω'*)✌
最後に
講師として皆さんに関わっていく過程で、
「ものすごくわかりやすかった!」
「勉強は嫌いだけど、先生の講義は楽しかった!」
「先生見て、講師になりたいと思った」
という暖かい言葉をいただいたことがあります。本当に本当にうれしく思います。
本日、医師国家試験の合格発表ですね。結果は人それぞれかと思います。
が、もし残念な結果だったとしてもあまり落ち込みすぎないでください。残念ながら留年や浪人をしてしまったという方でも、一年間しっかりと勉強しなおすことで優秀な医師になった方々を何人も見届けてきました。自分がやるべきことを、やるべきときに、真剣に・真面目に取り組めた人は必ず成長します。要するに「頑張ること」。なんだかんだこれが大事なんだと思います。
みなさんのこれからがよいものになることを心よりお祈り申し上げます。今まで大変お世話になりました。本当にありがとうございました!
PS
え?「お前の講義わかりにくいし、つまんなかったぞ」って??
うるせぇ、あずにゃんぶつけんぞ!
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