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サーバー応答時間の短縮(TTFB)の解決策①サーバーのグレードアップ

ブログサイトをはじめて
ある程度コンテンツをつくっていくと、
気になってくるのが
「サイトの表示速度」
ではないかと思います。

とくに安いプランを選択していると、
早い段階で気になる問題でしょう。

私も「とりあえず何でもいいか」と思い、
ロリポップで月額250円のプランで
ブログを始めました。

しかし、これがまた遅い。

画像を使わないのであれば
そこまで問題はなかったのですが、
画像の使用量が増えると
表示速度がかなりネックに感じるように
なりました。

けれど、いまどき画像も使わない
「文字だらけ」のブログなんて
誰も読んでくれません。

そこで、サイトの表示速度を向上すべく
PageSpeed Insights」で提案される
「サーバー応答時間の短縮(TTFB)」
から解決していこうと考えました。

TTFBとは

一言でいうと
「サーバーから返事が届くまでにかかった時間」
です。

つまり「TTFB」を改善の改善が必要とは、
以下の図のような状態となります。

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解決方法は3つ

TTFBを短縮する方法は
大きく3つあります。

1:PHPの変更
2:キャッシュ系プラグインの導入
3:レンタルサーバーのプラン変更(または移行)

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結論:サーバーのプラン変更がベスト

3つとも試した結果、
私は3:「サーバー移行」
を選択しました。

というよりも、
1、2どちらもできなかったため、
仕方なく3を選んだという流れでした

しかし、サーバーを移したことで
スコアは一気に改善されました。

キャッシュ系プラグインでも
大きく変わるそうですが、
それ以上だと思います
(違いを確認していなかったことが
悔やまれます)。

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方法1:PHPの変更

「PHP」はサーバー側に使われている
プログラミング言語です。

PHPの動作方法には
「CGI版」と「モジュール版」があり、
モジュール版の方が速度が早いそうです。

そこで、CGI版→モジュール版に
変更しようとしたところ
「ご利用のプランでは対応していません」
とのことでした。

できるだけ現状の維持費で
改善を試みたかったので、断念。

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方法2:キャッシュ系プラグイン

キャッシュとは「一時保管」
と考えてください。

みなさんも
「明日も着るから置いとこう」
「また使いそうだから片さないでおこう」

みたいなことしませんか?

そして「また使う」であちこち置くと、
散らかってしまい、かえって
探す手間が増えたりします。

それと同じことをCPUたちもおこないます。

WordPressも、
サーバーのデータベースを開いたり、
ページを開くときに
キャッシュをつくるようです。

つまり、データをすぐ手に取れる場所に
置いておきます。

こうしたキャッシュが蓄積すると、
容量を圧迫して速度低下に
つながることがあるそうです。

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「神は自らに似せて人をつくった」
といいますが、
パソコンも人間に似たんですかね。

話を戻して、
私は最初「WP Super Cache」を
インストールしたんですが、
有効化の段階で
エラーになってしまいました。

調べると似たようなエラーが
(かなりの高確率で)出るようで、
サイトに載ってる通りに試してみたけれど
うまくいかず。

よく見ると、
報告されてるエラーとは
微妙に違うエラーで、
CSSとかプラグラミングに疎い私には
解決不能と断念。

その後調べているうちに
「キャッシュ系プラグインは怖い」
「PV少ないうちは別に要らない」
などの意見が散見されたので、
おとなしくサーバーを
変更することにしました。

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方法3:サーバー移行

「現状で出来そうな対策はやり尽くした」
と考えた私の最終手段が
「サーバー移行」でした。

「なぜロリポップでプラン変更をしなかったか」
というと「Conoha」という
レンタルサーバーの話を
耳にしたからです。

なんでもユーザーフレンドリーで、
プログラミング知識が無くても
扱いやすいようになっているという話。

WordPressを使い始めてわかりましたが、
サーバー側の操作をする機会って
結構多いんです。
知らない単語と数字ばかりの場所を弄るたびに、
とてもストレスを感じていました。

それが軽減されるなら、
ロリポップにこだわる必要はない!

というように考え、移行しました。

立ち上げて間もないサイトだったので、
移行に失敗しても失うものがない、
と考えた部分もあります。

移行に慣れてないので手間取りましたが、
操作自体は簡単でした。

Conoha公式の解説が、
そこそこわかりやすくできています。

そして肝心の速度スコアですが、
変更前からおよそ20~30、
スコアが伸びました!

モバイルで58、PC70のスコアが
モバイル80、PC90くらいになっていました。
(うろ覚え)

サーバーちゃんが
「デキる子」になったんでしょう。

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Conohaは一番安いプランが
月額1000円近くするので、
ロリポップの月額1000円プランと
同等以上の容量や速度があります。しかし
「変わるものだなぁ」と感心しました。

ちなみに使い勝手も良好で、
いまのところ複雑な部分は触れずに済んでいます。

まとめ:まずはキャッシュ系プラグインで対応できるか確認か

PHPの変更はできない人の方が
多いのではないかと思うので、
まずはキャッシュ系プラグインで
速度が改善するか、
確認してみるといいでしょう。

ただし、キャッシュ系プラグインは
使いかたを間違えると
大変なことになるようです。

一度インストールして有効化すると、
削除するにも手順が必要になる、
なんてケースもあるみたいでした。

サイトのコンテンツ量が増えてきているなら、
大人しくサーバーのプランを
グレードアップする方が安全でしょう。

どうしてもキャッシュ系プラグインを
試したい人は、次回で初心者でも使いやすい
プラグインを紹介します。

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