2021スタート!

みなさま、もうすでに1月も5日の夜ですが明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。

さて、もうみなさまご存知の通り、新型コロナウィルスの感染拡大はとどまるところを知らず、ついに2度目の緊急事態宣言が出ることになりそうです。これまで体験したことがない事態ですから、右往左往するのもわかるんですが、どうにも後手後手の印象は否めません。

現総理と現東京都知事の過去の確執もあるでしょうが、国が先手を打つチャンスはいくらでもあったと思うのです。今回は一都三県の知事に先手を打たれた感がすごくあります。Go Toで徐々に感染が拡大してきた昨年10月末くらいに手を打てなかったのか、まあ、たらればなんですが、いわゆる投手交代のタイミングを失ったヘボ監督にも似て、ピッチングコーチ(分科会)の意見聞けよ!って感じにも思えます。

日本人はどうも「引く」という決断が苦手なような気がします。特に責任ある立場の方々の決断が本当に遅いです。僕はアメフトコーチの経験もありますが、瞬時の判断がゲームを左右します。そのためにはあらゆる事態を想定して事前にシミュレートします。そうしてゲームに臨むのですが、例えばGo Toを行った際にどのレベルで停止するかのシミュレートはどのくらい行われていたのでしょうか?例えば、感染率が増加に転じた場合の基準など(1人が感染させる割合が良いかと思うのですが)を決めていたのか、などはすごく気になります。

また我々にも問題があって、結局、お上が決めないと動かないというのも民主国家としてはちょっと情けない気もします。Go Toなどがあって、そこで不幸にも感染してしまった方々も気の毒ですが、早く手を打てばもう少し数が減って、正月早々、緊縮ムードにはならなかったのではないでしょうか?

逆に日本は多数派に転じてちょっと調子が良くなると、割といい気になってしまう民族でもあるなあと。バブルがまさにそれでした。もう大丈夫(もちろん僕も多少そういう気分にはなってました)という油断がさらに拡大の要因だったかもしれません。無症状でも感染させるという厄介なウィルスであることは間違い無いですが、ある意味、車の運転と同じなのかなと思います。「かもしれない」が大事だと。

今回はイベントは対象から除外されるようですが、ライブをやるにしても一層の注意を払いつつやらねばと思います。

いろんな意見があるのはわかりますが、命あっての経済だし、命あっての物種ということを肝に命じていきたいかなと思います。

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