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乳幼児のインフルエンザ感染に最善を尽くす方法

こんばんは。専門ではありませんから、小さな子どもの感染症は恐ろしいと思っています。そんな中、気の毒なツイートがバズっていました

インフルエンザ脳症 1歳8ヶ月 の母のツイート

2023年2月24日現在の最良の方法


  1. 現行のインフルエンザワクチンを接種します。インフルエンザに感染した場合に加療のために連れて行くことのできる医療機関を決める。休日、夜間にどうするとよいか、信頼して大丈夫かを事前に調べておく

  2. インフルエンザウイルスの場合は、ウイルスの型によりますが、おおよそワクチンを接種しても40%〜70%の人は感染します (感染に対する有効性の記事)

  3. コロナ禍で皆さま、”ワクチン有効性” の数字に詳しくなっていると思いますので、小児科学会のHPからのスクリーンショットを貼ります。インフルエンザ脳症や肺炎などの重症化に対するワクチンの有効性を、2015〜2016年に日本の6歳以下で調べたところ約60%とということです

上のスクリーンショットのホームページ

5.感染した場合は熱が37℃台でも急変することがあります。ただし頻度は低いです。熱がまだ低いから、でゆだんできません

さいごに

新型コロナウイルス感染症も5類に引き下げられことが決まりました。これまでのように、新型コロナウイルスに感染すると自宅で自粛する可能性を考えて固定記事に薬をお示ししてますが、市販薬に頼らなくて良くなるかもしれません

そこで診療指針を、病院を信頼する方法に変更しました


おまけ


例えば、病院で診察してもらう前に3時間等の時間がかかる場合に、解熱剤の使用を急いだ方が良いと、私は考えますが、皆さまにはあらかじめかかりつけ医に相談して答えをもらっておいてくださいとお願いします

厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長より、薬生安発0704第1号 リンクではメチルエフェドリンだけではなく、インフルエンザの発熱に、これしか使用できない解熱剤のアセトアミノフェンも12歳未満の小児には投与しないこと、とされています

保護者のかたは、どうぞご自分で正解にたどり着いてください
パイロン先生の中の人は子どもが病気で死なない世界を目指しています

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