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悪ヒモを断ち切るための方程式 - サー・ドクター中松の見えない発明- 数式で人生を解き明かす!『人間関係方程式』第61弾【無料公開】

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1.悪ヒモを断ち切るための方程式

【こんな場合】
中年の独身OLです。ある男性と深い仲になりました。週に2回は私のアパートに泊まっていきます。彼は働くのがきらいで、転職をくり返し、私から金をせびります。今では泥沼のような関係になってしまいました。なんとか清算したいのですが……。

<この場合の人間関係方程式>


h=男のヒモ度
M=女のカネモチ度
α=女のキマエノヨサ度
β=女のホレ度
D=男と女の距離
M=男の収入
           とします。

 しごくわかりやすい方程式です。男のヒモ度などというものは、みたところ女の金に女の気前の良さと惚れ具合をかけたものに正比例し、男女間の距離に自乗で反比例し、収入とも反比例するからです。つまり、M、α、βを小さくし、Dとmを大きくすれば、hはぐーんと小さくなり、男は去っていくとご理解ください。
 女の男に対するホレ度 があるのに、男の女に対するホレ度が式中にないのはケシカランと、無頼派文学の愛好者諸氏はいうかもしれませんが、これはヒモ度という、いわばてんからの経済問題の式であって、愛の計算ではありません。本来なら、βはなくてもいいぐらいなのです。その場合にはβは女の金銭出納管理のルーズさ、といいかえてもかまいません。

◇計算してみるときのガイド

 質問者のケースに、推定の数値を入れてみましょう。独身中年OLはかなりお金を貯めているのでM=8、それだけ気前も良くてα=8、深情けでβ=8、週に二晩男が来るのでD=3、男の収入はわずかでm=2とします。

 あなたはまだ若いのでM=5、ケチなのでα=5、ホレ度はβ=8、同棲しているのでD=1、m=2。すると、結果は次のようですよ。


2.スタッフコラム「サー中松博士の発明いろいろ」

 どうも、サー・ドクター中松ブックスのスタッフです。

 前回はサー中松博士の考え方に関する発明についてご紹介しましたが、今回も、サー中松博士の発明について紹介していきます。

【スーパーピョンピョン】

 最近では箱根駅伝でも厚底シューズが注目されるなどしていますが、その元祖はスーパーピョンピョンです。

 一見するとバネになっている方が速いというシンプルな理屈に基づくものに見えますが、やはり、当然、それを超えた緻密な理論が背景にあるのです。

 スーパーピョンピョンを発明した理由について、80年代、ジム・フィックスが記した『奇蹟のランニング』という本がベストセラーとなり、世界的ジョギングブームが巻き起こっていたのだけれど、実は、ジョギングというものに違和感を覚えたからなんだ、とサー中松博士は後に語っています。

 具体的には、ジョギングというのは普通に歩くときと比べて、足・膝・踵・腰・頭・内臓などに体重の3倍×70%の圧力がかかるわけだから、むしろ、身体に対する負担の方が大きくなるのではないか、というエンジニア視点で疑問を感じたというのです。

 そこで、サー中松博士は3倍×70%の圧力がかからないようにする方法はないかと考え始め、数多くの実験を重ねて、最も効率よく衝撃を逃がすための靴の構造を導き出すに至ったんだとか。

 ちょうどその頃、ジョギングの提唱者だったジム・フィックスは、ジョギングの最中に心臓発作を起こし、そのまま帰らぬ人となってしまいました。

 なお、現在も、スーパーピョンピョンは進化を続けています。

スーパーピョンピョン(体重:50kg-69kg)

スーパーピョンピョン(体重:70kg-85kg)

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