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【41歳崖っぷちフィリピン医学生:Vol.21 フィリピン脱出計画②】

皆さん、こんにちは。崖っぷちです。新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。帰省されたり、国内・海外旅行されたり、お仕事であったりと様々な年越しであったかと思います。我々は妻の実家があるTijuana(ティファナ)に帰省する予定でしたが、今回のメキシコ引っ越し費用が想像以上に掛かってしまいましたので、実家帰省は我慢して頂きました。カンクンの新居でゆっくりとしておりました。それでは、フィリピン脱出編を振り返ってまいります。


フィリピン医学部退学手続きの難しさ

ファティマ医学部入学の際の歓迎ムードとは一転、大学を辞める表明をした途端、大学事務局スタッフ一同、非協力的になりました。退学手続き、単位移行手続き、Student VisaからTourist Visaへの変更、フィリピン出国手続き、全てにおいてこちらが具体的な質問をしないと何も回答が得られない状態です。こんな状況が続きましたので、私が退学を決意した9月18日から、全ての書類が揃った日はフィリピン出国前日の11月28日になります。数字で見ると約70日間ですが、この期間は地獄のように長く感じました。本来の勉強からは一旦離れ、とにかく書類手続きと多少収入に繋がる仕事をしました。

退学手続き

退学手続きの書類は、他3点の書類手続きと比べたら、左程時間は掛かりませんでした。Dean of Studentsとの面談予約を取り、その面談で何故退学したいかを説明すれば、それで終了です。要した時間は約2週間。

単位移行手続き

この作業は本当に時間が掛かりました。これのおかげで、AMA11月入学を断念した次第です。事務局に当初相談した際は、下記2点のみ申請で十分だろうと言われました。よって、このCERTIFICATE OF ENROLLMENT(入学証明書) とCERTIFICATE OF GRADES(成績証明書)を申請し、約2週間後に受け取れました。基本ファティマはどの書類申請でも2週間以上は取られます。。。この書類で十分かと思いきや、編入候補先の学校と連絡するにつれ、必要な書類が次々と増え、結局、追加で下記5点も申請する事になりました。

  • CERTIFICATE  OF RECOMMENDATION(推薦状)

  • GOOD MORAL(高い道徳心:在学中問題を起こしていないかをチェック)

  • SCHOLASTIC RECORD(学業成績)

  • COURSE DESCRIPTION(大学のシラバス)

  • HONORAL DISMISSAL(自主退学証明書)

必要書類は上記2点どころでは終わりませんでした。。。単価はフィリピンペソ

以上、追加5点受け取るまで、さらに1ヶ月程掛かりました💦

Student VisaからTourist Visaへの変更

フィリピン医学部の留学生は基本Student Visa(学生ビザ)を取る形になります。有効期間は1年なので、毎年更新する必要があります。頻繁に母国に帰られる留学生は、Tourist Visa(観光ビザ)で通しているような方もいましたが、これは余りおススメ出来ません。なぜなら、有効期間が短いので、毎月~数か月毎に更新いく手間もありますし、値段も一年間でみると学生ビザより割高です。学生ビザ申請はCommission on Higher Education(CHED:文科省)、NBI(National Bureau of Investigation:フィリピン国家犯罪捜査局)とのやり取りが必要です。学生ビザ申請する際は、NBIでの犯罪者でない証明申請をし、一週間後に証明書を受け取り、それを持ってCHEDにて学生ビザ申請が出来ます。学生ビザは申請から約3ヶ月後に受け取ります。私の場合は、学生ビザを解除する為の申請なので、これにもまずはNBIに行き、留学期間中に犯罪を犯していないかのチェックを受け、その証明書が出た後、CHEDに行き、学生ビザ解除の申請をしました。10月26日が学生ビザ失効予定日でしたので、これまでにこの過程を全て終え、さらにはImmigration Bureu(移民局)へ行き観光ビザを発行してもらう必要がありました。CHEDとNBIとの面談予約は連日予約が埋まっておりますので、予約が困難です。予約確定する為だけに、一週間毎時間パソコンと睨めっこしていました。なんだかんだで、この過程完了には2ヶ月を要しました。
私の場合、既にファティマの授業には出ておりませんので、この作業に集中出来る環境にいましたが、これが仮に新しい内容の授業に出ながら、同時進行で作業を進めようとする状況であったら、無理だったと思います。本当に作業工程が多いです。優秀な妻のサポートに感謝です。ちなみに多くの留学生は、この作業を留学エージェントに任せています。エージェントフィーは、インド人留学生の場合、年間7,000ドル(USD)、タイ人留学生の場合、年間1,500ドル(USD)、台湾人留学生の場合、年間1,000ドル(USD)だそうです。ちなみにフィリピンには、日本人留学生用の医学部留学エージェントは存在しないように見受けましたので、仮に私が2年目も残るようでしたら、妻が主体となり留学エージェント業を開始しようと検討しておりました。おそらくメキシコではこの留学エージェント業始められるかと思いますので、乞うご期待下さい。

本日は以上となります。最後までお読みいただき有難うございました。次回は、単位移行手続きに必要であったApostille申請の話と今月から始まるメキシコ医学部選定についてお話したいと思います。

TikTok始めました。メキシコ生活の動画となります。宜しければ、フォローお願い致します。


学校が始まったら、続くか分かりませんが、とりあえず投稿出来るだけしていきます。


以上、崖っぷちでした。

おまけ

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